ゆらりくらり
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2001年11月22日(木) 茶粥・調理(?)編

さて、そんなアバウトな作り方で、じゅう〜ぶんにおいしいお粥が炊けました。
さらさらとしたお粥です。

ゆにに「番茶で作ったよ〜。黄緑の綺麗なお粥」と言ったら
「番茶ってほうじ茶みたいな色じゃないの?」とかえってきました。
そういえば実家ではほうじ茶のことを「番茶」と言ってました。
でも、ゆには「番茶が無いからほうじ茶で作ってる」とのこと。

んん?番茶の謎、深まれり。
そこで本を見てみると
番茶というのは一般に、煎茶を摘み終わった後の
固い茶葉や大きな茶葉で作られるもので
2番3番目という意味で「番茶」と言うらしいです。
つまりこれは緑茶です。
ほうじ茶に使われる茶葉は、番茶が多いので
ほうじ茶を番茶と呼ぶ地域も多いようです。

でもこれとは別に、京都には京番茶というのがあって、
なんと揉まずに葉っぱのままお茶に形成されているの。
お湯を注いだだけでは抽出されないので、やかんや土瓶で煮出して飲むんだって。

ゆにと話してたんだけど、佐渡の文化っていろんなところのいいところを
いろいろ隠し持ってるのね。
特に京都の流れが濃くって、茶粥につかわれている「番茶」も
京番茶のようです。

お粥を炊く前にお茶を「煮出す」のも、京番茶だからなのね。
普通の日本茶は(特に高級な茶葉)もまれてお茶成分に続いて苦味も抽出されやすいので、あまり長い時間煮出さないほうがいいかもしれないです。
でもね、作り方がね、結構中国のお粥にも似てるの。
烏龍茶で同じように。
さらにさらに中国のお粥はさらさらしているので(ギャグちゃうで〜)
食べる、ではなく「飲む」と表現するんだって。

はお〜
ゆにのおかげでおいしい世界が広がりました。
なんとほうじ茶も買ってきちゃったよ。
いろんなお茶で試してみたいです。新米も届いたしね♪


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