〜・中学受験への歩み・〜

2004年02月12日(木) 友達からの電話

私のお友達で、スナックを経営しているママから
会社の昼休み時間に電話がかかってきた。

内容は「塾」のこと。

彼女は一人娘を私立中学に入れる為に、
4月から通う塾を探している。

その中で、ある進学塾がとても良かったとのこと。
良かったというのは、とてもプロ意識が感じられ、
「任せる気になる!」と彼女は言う。
残念ながら、彼女の子供は入塾テストで不合格だったのだけど、
息子のことを保育園の小さい頃から知る彼女は、
「sae息子なら絶対あそこに入れる!
うちの子供はどっちかというと個別指導の方があってるみたいだけど、
sae息子ならあそこで絶対伸びるから、行かせてみな!」と、
わざわざアドバイスの電話をくれた。

正直言って、最近、息子が受験することになるかもしれない
私立中のHPを見ては、その学費の高さに青ざめていた私。
内心、中学受験の話しは無かったことにしようか‥と
思っていた矢先の電話。

「とにかく、入塾テストはタダだから行ってみな〜」と
何がなんでも息子をその塾に入れたい様子(笑)
2歳頃から毎日一緒にいたものだから、
何かあった時も本当に自分の子供のように接してくれる。

だけど‥
まさか4年生から塾は考えてなかったし、
今年は家庭学習でと考えていた所だし、
それに‥私立中学へも行かせてあげられるのか、
経済的にとっても不安になっていた所だし‥

まぁ、とにかく本人の気持ちを聞いてみよう。
きっと「あまり塾には行きたくないなぁ〜。
家でちゃんと頑張るし。
でも‥本当は最近、皆と同じ中学でも
いいかなぁ〜。学ランでも我慢しようかなぁと
思ってた所なんだ‥」という告白もあるかもしれない。
などと、ほとんど我家の家計簿に都合の良い返事を
半ば期待してしまっていた。

帰宅後、塾について息子に聞いてみた。

私:「塾に通うことについて、どう思う?」
Y:「いずれ中学受験するなら、家でだけでは不安な気がしてた。
あまり雰囲気が気に入らなかったら嫌だけど、
入塾テストがタダなら受けてみるよ♪」

マジですか〜!?
全然私が予想していた答えと逆だった。


実際に塾に入れたとしても、今通っている英語塾との曜日や、
通塾する手段など、様々な問題をクリアーにしなければいけないけど、
まさか本人の口から進学塾に行く事に対して、
否定じゃない言葉が返ってくるとは思わなかった。

私:「そっか〜。中学受験も、もう普通にターゲットに入ってたんだ‥」
Y:「うん。受けるものだと思ってたよ♪
そこがダメだったら皆と同じ中学に行って、
行きたい高校に入れるように頑張ればいいんでしょ!?」

・・・・何だか、すっかり息子にのまれてしまった☆

親の都合で「中学受験」の話しは無しにしようと思っていた。
きっと「もう勉強は嫌だ〜」というかもしれないなどと、
勝手に息子のレベルを下げてしまっていた。

お金のことは、働けば何とかなる。
それよりも、高いハードルを越える為に頑張る気になっている
息子の気持ちを今は大切にしてあげたい!


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