あやのLA Diary
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2004年06月24日(木) |
琢磨やった!& F1アナライゼーション |
琢磨、おめでと〜〜〜!! ってな訳で、書くとお約束したF1について。

私はもともとレース好きと以前に書きましたが、厳密な事を言うと”F1好き”なんです。アメリカではNASCARが主流で、毎週のようにNASCAR レースが行われており、Dale Earnhardt Jr. やJeff Gordon(あ。。でもJeffはちょっと好きだったりして。多くのNASCARレーサーが強烈な南部なまりのアクセントでしゃべるのにも関わらず、彼はEast Coast出身で分かりやすいんです。NASCAR好きには、ひがみのあまり批判されたり、余り好かれていなかったりもするのですが、ここまで連勝成績を残せるというところで評価されるべきレーサーだと思って応援しています。だって強いんだから。)が活躍しています。 でもねえ少し野蛮。 って言うか嫌がらせしてコースから押し出しちゃったり、わざとぶつかっていったりってなんだか紳士じゃない。まあそういうゲームなのも理解出来るけど、やっぱりCar Racingを"Sports”と呼ぶのならジェントルマンとして戦って欲しい。
と、言う訳で、私としてはスマートで頭脳戦のF1やツーリングカーレースがやっぱり良い!! 大抵のF1本戦は日曜日の朝なので、ヨーロッパ戦はこちらの朝4時とか。それでも頑張って起きていると、日曜の教会がほんとにつらいんだけど、まあ、好きなものは仕方がない。見ちゃうんだなあ、これが。
私のF1好きは、高校の終わり、大学に入ったあたりから始まっているのです。 私と年が近い方々は覚えているでしょう。今は亡きセナ、そして引退してしまっているプロストが非常に強かった時期。西仙台ハイランドにレースを観に行ったものです。 レーサーに憧れ、ライセンスを取ろうと考えた事もありました。 あの高音のエンジン音を聞くと、まさに血沸き肉踊るって感じ。(実際肉が踊っている。あ。。想像しないように。気分が悪くなる事間違いなし。)
アメリカに来てしまってからは、音楽の方に傾いてしまい、レースを見る事もなくなった後、ボストンに住んでいる長年の友達からセナの事故死を聞いたのでした。彼も泣きながら電話をして来たのが思い出されます。 事故検証を何度も観ましたが、まっすぐつっこんで行ってるようにしか見えなかった。 彼の死が今のF1の安全性についてのレギュレーションに多大な貢献をしていると聞きました。
その事故の日、ベネトンのマイケル シューマッハが勝ったと言う事でした。今現在フェラーリの輝かしい連勝を勝ち取っているその人です。 キャリア通算78勝、今期は7勝。惜しくもMonte Carloではコースのトンネルでアクシデントがあり、リタイヤとなり連勝を逃しましたが、彼の冷静な判断、そしてテクニック、全てが世界1のF1レーサーである事を証明しています。そしてフェラーリも、車とメカニック、クルーが一体になり、素晴らしいチームです。 マイケルのチームメートのルーベンスバリチェッロも今回のアメリカGPで2位。(私は彼が1位になるだろうと読んでいました。モイエス曰く、おそらくマイケルを勝たせる為にピットが時間差を作ったのではないかと言う事でしたが、どーでしょ?)フェラーリ強し!
そして我らが誇る琢磨!予選では早いものの、本戦での車の調子が悪く、リタイヤが続いていたので、なんだかなあと思ってましたが、あの日教会から帰って、モイエスに”1位はマイケル。2位バリチェッロ。3位誰だと思うよ?”と聞かれ、”Takuma.Just Joking" と言ってみたら、”Yes!and I'm not joking."と言われ,ひえ〜〜〜めでた〜い!!と大喜びしてしまいました。 大和魂なめんなよ!!だよね。3位入勝は鈴木亜久里以来だと聞きました。本当におめでとー。世界が君に注目しているよ。 (実は私、彼のチームメート、Jenson Buttonが大好きなんだけど。若くって、好戦的。ハンサム。彼は確実に成長してるのが見えます。ま、いっか。)

F1良いよ〜。あんまり見ないなあって人も、いっぺんちゃんと腰を据えてみてみて下さい。病み付きになっちゃう事間違いなし。。です。そして一緒にF1を応援しましょう!
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