日曜日。6時45分。私は休みだけど、
彼氏を起こさないといけないのでいつもと一緒の時間に起きた。
彼氏を送った後、いつものようにパソコンに電源を入れて、
メールのチェックだけしてまた電源を落とそうかと思ったんだけど、
日記書かないとなって思って、
そのまま日記を書き始めた。
日記を書いてるうちに8時前になっていた。
♪♪♪携帯着信音♪♪♪
(??誰だこんな時間に??)
携帯の画面を見たら、彼氏だった。
「おはようございます。元気ですか?」
彼氏はわけわかんない事を言った。
「どうしたの?仕事前に電話してくるなんて珍しい。忘れ物でもしたの??」
何も聞かなかったように普通に返した。
「え、いや。あのですね。。。」
何か言いたそうだけど、言葉をにごらせていた。
「は??もう仕事始まるんでしょ?」
今度は少々怒り気味で答えた。
そしたら彼氏が。。。
「えー。。。事故リました。」
「はぁ??」
そんなこと急に言われたって信じられるわけない。
「今からJAFと警察よぶところです。」
どうやら本当に事故った様子。。。
「大丈夫??迎えに行こうか??」
今度は焦り気味でいった。
「あ!!来て貰えるんですか?」
。。。と、いうわけで彼氏を迎えに行った。。。
事故現場。
電柱に突っ込んでる彼氏の愛車。
その電柱は少々傾き気味。ヒビも入っていた。
トランス(電信柱の上の方にあるグレーの箱みたいな物。)は落ちそうになってる。。。
そしてすごいタイヤ跡。
100km以上で突っ込んだならそうもなるだろう。。。
警察とJAFの人はすでに来ていた。
警察の人に
「この車に乗ってた人いますか??」って聞いたら、
「あぁ〜車の中にいるよ。なに?同乗者??」
「いえ、迎えに来たんです。」
「あぁ〜そう。」
地元のなまりか何かは知らないがダイブなまってらっしゃった。
そして、警察の人に、グチグチ説教された後、
会社(車置きに行った)→彼氏の家→病院→警察の順に
私が彼氏を車で送っていった。
。。。会社での話。
社長に事故ったことを告げた彼氏。
それを彼氏の方を見ないで、テレビを見ながら聞く社長。
彼氏「事故った車少しの間置かせてもらえますか?」
社長「困るんだよね〜。うちとは関係ない車だから。」
彼氏の会社は車の修理工場みたいな所です。
一応、車の販売もやっていて、
うちで買った車じゃないので置くなということ。
そんなんだから台車も貸してもらえない。
しばらくの間どうやって会社に来いと言うのでしょう??
もちろん余ってる車はわんさか(?)ありますよ。廃車1台置いとくスペースもたっぷりあります。
それだけでも頭にきたのに、その社長、「大丈夫?」の一言もなかったらしい。
従業員4人の小さな会社なのに。。。
人数が少ないから尚更一人一人に目が届いてそれだけ親近感がわいてていいはずなのに。。。
出勤状態も悪くなく、社長に言われた仕事を毎日ちゃんとこなしてるのに、
なんなんでしょう??この扱いは。。。嫌われてるのかしら??
会社から彼氏の家にかえる時、彼氏はなぜ事故ったか言ってきた。
「いやぁ、遅刻モードだったんで、スピードだしてたら、
ゆるいカーブの所でハトが車道にいまして。。。
それよけようとしてハンドルきったら
ハンドルロックしちゃって、そのまま自分が逝っちゃったんですよね〜。」
昔、猫をひいちゃったことがあってもう、あの感覚はもう味わいたくなかったそうな。
偉いとは思ったけど、ハンドルロックしちゃったのは
車高下げすぎっていうのもあったからなぁ。。。
うーん複雑。っつーか彼氏も自業自得ってこと
わかってたから、私は話を聞いてるだけでした。
。。。で・とりあえず、家に帰ってから病院に行きました。
んが!その病院が『ヤブ』で有名な所。
日曜日だからそこしか開いてなくて、しかたなく。。。
もう、評判通りでした(爆)
私は診察室に入らなかったから詳しくはわからないけど、
レントゲンとって異常無かったからそのまま帰された。。。。
「首が痛くて手がしびれてる」と医者に言ったらしいんだけど、
診察室から出てきた彼氏は外から見て何も変わってなかった。
はい。コルセットつけてません。それどころか、シップさえ貼ってもらえなかったらしい。。。
どーゆー事だ!?(怒っ)
薬局でシップと薬は出たんだけど、それだけかい??
話によると。。。
医者「仕事。。。うーん。適当に様子見て仕事でていいから。」と言われたらしい。
「次、何日に来てください」というのもなかったそうな。。。
私もムチウチやったことあるけど、
(私の場合は清掃車に横から20キロくらい?で突っ込まれた)
彼氏と同じような扱いをされたので(さすがにシップは貼ってもらいましたよ)
怒って国立病院まで行きました。
そしたら見事にコルセット。
まぁ、そんなにひどいムチウチじゃなかったんだけど、
そうゆう処置をしてもらって安心しましたね。
私が彼氏に
「その処置で安心する??」って聞いたら彼氏は
「まぁ、いいんじゃないですか??」
わかってない。。。(怒)
お前は何キロで電柱に突っ込んだんだ!!
そんな彼氏の反応だったので、今度は私が『ムチウチ』の恐ろしさについて
グチグチ話し始めてしまいました。
いやね、実際私が通院中に、おじさんやらおばさんやらが
「昔事故って放っておいたら今になって腰痛やら出てきちゃってねぇ。」
と、コルセットしてる私に話し掛けてきたりして、
「ちゃんと治しておくんだよ」って忠告してくれたから。
彼氏はまだ若いからわかってないだけで、先の事もちゃんと考えて欲しかったから。
グチグチと。。。ね。
警察に行った後、彼氏は自分の家に帰って、私も実家に帰った。
ちょうど夕飯どきだったので、
夕飯を食べながら、事故の報告と彼氏の会社に対するグチをお母様にしていたら、
オヤジも話に入ってきてしまった。
オヤジ曰く。。。
「ちゃんとした会社なら自分の会社と関係ない車なんて置いてくれる訳無いだろ」
。。。あぁ。わかってるさそんなこと。
私の行ってる工場(車関係です)でも、取引の無いメーカーの車は
工場内の駐車場に置いておけない。(許可証があればいいんだけどね)
っつーか、お母様に言って慰めて欲しかっただけだった。
まだまだ子供だからね。
それなのにオヤジにそこまで言われて頭にこない訳無い。
が、この日は私はキレなかった。
悔しかったけど、オヤジの性格をわかっているので私は何も言わなかった。
食事の後私は洗物をしていました。
そうしたら今日のことを思い出してしまって、
更にオヤジの言った言葉を思い出して
安心して、悔しくて、色んな思いが混ざってしまった挙句泣いてしまいました。
泣きながら食器を洗う女は、
『彼氏死ななくて良かった。あの車で色んな所にいったなぁ。あの医者どうにかしろ。あの会社もどうにかしろ。裁判沙汰になんなくて良かった。彼氏首痛いっていってたけど大丈夫かな?だれかあのオヤジの口をふさいでくれ!!。。。』
などなど、一気に来てしまった。
泣いてるのにお母様が気付いて、
「今日は色々あったから疲れたでしょう??後はお母さんがやっておくから
ゆっくりお風呂はいってきな。」
って言ってくれた。
それにまた涙してしまいました。。。
お母様に精神面で頼ってしまう自分。
本当にまだまだ子供。
だめだね〜。
しかし、意地でも洗い物は終わらせました。
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