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オオカミ

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2004年04月16日(金)
科学という魔法に落とし穴は無いか

世界は

便利になったなあ
機械に埋めつくされてるなあ

この世界は何処までいくのかなあ


科学はこの世界の魔法だ

かなわない物はなくなりそうに無いけれど

それでもかなう物は増えていく


そんな便利さと快適さを追求する方向に
いったい何があるのだろう





ここの所
講義で機械のデジタル化や小型化といった
これまでのそしてこれからの進化について
習っている



便利になるということは楽なことだ
少ない手間でたくさんのことが出来るのは
素敵なことだろう



だけれども

本当に良いことなのか





便利なことが増えるということは
それまでの手間を忘れるということだ



火を起こす苦労を、水を汲み取る辛さを
少なくとも自分は知らない


それらと同じように


音が良くなればよくなるほど
本当の楽器のよさが忘れられていくような気がしないか


画像が良くなれば良くなるほど
現実のものと区別が付かなくなり
どっちがいいかわからなくなりそうではないか







小型化していく機械達
それらはスペースをとらず
色々なことができる
確かにすごいとは思うが


小さくなりすぎて消えてしまいそうだと


そんな風に考えるのは
自分のような空想化しだけだろうか








便利になればなるほど
事柄は収束され一点に集められる


それによって危険性も増加しないか


個人のプライバシーから、どうでもいいようなことまで
全てが出来るようになろうとしている携帯電話

逆に言うならその機械に
人が取り付かれるということではないのか


下手をすれば犯罪の種になろう




これから向かう科学や世界には
余りある危険な疑問が多すぎる気がする





便利になるということは
今の人が昔の人が良いと思うこと等を


人が忘れ、時代が忘れるということだ




それが悪いとはいえない
自分もまた便利なものを使って便利さを堪能しているうちの
一人だから



だけれども
このまま世界は科学は
何処まで行くのだろうか



今日の一口<楽に溺れ大事な何かを忘れてないか>


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