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オオカミ

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2004年04月14日(水)
父との語り

ちょっとの触れ合い
ほんの少しの会話

そんなものがきっと嬉しいのだろう

今の自分にはわからないけれども

いいのだこれで







父と学校の講義について会話をした
小難しい会話をしたわけではない


こんな事を習って
こんな所が面白かった


そんな会話だ

たわいの無い会話



でも、そんな会話が父はとても嬉しいようで


親になるというのはそういうものなのかな


子供と一緒にいることが
たわいの無いことをするのが
本当に楽しいのだろう



そんな楽しそうな父が
子供みたいに目を輝かせて会話をするのを
見ると

ああ、これでいいんだ

なんて思う




自分はそれこそ全く親との意思疎通の無い
息子だった


心配かけたくないから
言う必要が無いから

そんな理由で親には心を開いていなかった


幼い時にいじめられたときも
外で殴り合いの大喧嘩をしたときも


なにも親には言わなかった

何もお互いの生活が見えないのなら家族の意味が無いじゃないか
なんて母に言われてしまった事もあった



いまでもそれは変わらないのかもしれないけれども

いいのかもしれないこれで


たわいの無い話をして自分を出していこう


面倒くさがらずに
少しづつ


今日の一口<くせは直さない それでも思いは伝えよう>


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