たまに…いや よく、かな
とてつもない孤独感が 浮き出てくるときがある
そんな時は妙に 気分は落ち着いて
頭の中ががらんどうになって
妙な焦燥感に駆られる
いやそれとも違う
何か
その何かに心が埋められる
そのきっかけは些細なものだ
時と場合によるが 本当に些細なものだ
連絡が取れなかったとか 人と会えなかったとか 冗談で悪口を言われたとか 言ったとか
そんな風な
本当に些細なものだ
普段は気にもかけないこと そんなことから
唐突に
「独り」の海に沈む
そんな時は何故か 本当に気分が落ち着いて
独りは嫌なはずなのに 人に触れていたいはずなのに
この独りだという思いは これは自分の意思で…なのか
自分の意思で描いているのか
独りでいい 独りはいい 独りがいい
そんな呪文
そんな言葉が空をよぎり 消えていく
自分は何故こんな思いに 囚われるのか
出来たばかりのはかない絆が 友と呼んでいいのか分からない 人達とのか細い糸が
切れるのを恐れているのか
これから先に 独りになったときの 衝撃を 和らげようとでもいうのか
元々独りだと 自分に 言い訳しようというのか
諦めにも似てる感覚
嫌だなあ自分 …嫌だなあ
今日の一口<最悪の状況を予想しつつ最善の道を歩もう>
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