月の輪通信 日々の想い
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小学校の七夕集会参観。 毎年小学校ではこの時期に大きな七夕飾りを作って、全校で音楽会を開く。 各学年が合奏やら合唱やら朗読劇やら日ごろの学習の成果を発表する。
今年から音楽は専科のT先生の授業を受けるようになったアプコ。 とてもとても楽しい授業なのだという。 今年の出し物は習い始めたばかりのリコーダーの演奏と合唱曲2曲。 リコーダーはまだたった3つの音しか習っていないのに、きれいな伴奏のついた聴き応えのある曲に仕上げられていて、子どもたち自身も気持ちよく演奏しているのがよくわかる。 合唱も低学年らしいかわいらしい曲で、すばらしかった。 さすがT先生。 去年までは担任のM先生も音楽劇や合唱の指導が上手な先生で発表の出来もかなり優秀だったのだけれど、演奏している子どもたちの生き生きとした楽しそうな表情が今年はダントツに違う。いかにもうれしくてたまらないというようなはじけるような笑顔がとてもいいのだ。 これもT先生の楽しい指導の賜物か。
生協の荷受があったので、3年生の演奏だけ聴いて帰ってくるつもりがついついあと一学年、あと一曲と居座ってしまい、ついに6年生まで全部聴いて帰ってきた。 どれもT先生の音楽の授業の成果。 さすがにすばらしいなぁ。
最近妙なところで涙腺が弱くなってしまって、子どもたちが生き生きと楽しげに歌っている姿を見ていると知らぬ間にウルウルきてしまう。 歳のせいかな。 オニイやアユコ、ゲンなど、もうその世代を通過してしまった子どもたちの何年か前の姿を思い返したりして、感傷にふけったりしているのかな。 周りに知った顔がいないのをいいことに、コンタクトレンズのせいにしてハンカチを探す。 よいものを聴かせて頂いた。 そのあと生協の荷受はドタバタの大急ぎになってしまったけれど、一日の最初に心表れるひと時を持てて、一日中うれしい気持ちが続いた。
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