月の輪通信 日々の想い
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2005年05月13日(金) 和太鼓 再始動

昨日の雨もあがり、すっきりとした青空の下、小学校遠足。
我が家の前を、1・2年、3・4年がぞろぞろと山に向かって歩いていった。玄関の所に立って、手を振って見送っていたら、アプコ恥ずかしそうにニコニコしながらわざと他所をむいて通り過ぎようとする。
面白いので、「アプコ!いってらっしゃい!」と声をかけたら、照れ隠しでへらへら笑っている。
可愛い。

午後から、5年生の宿泊学習の説明会と久しぶりの和太鼓の稽古。
今年、ひょんなことから和太鼓の連絡係を引き受けていて、20人あまりの参加者と指導のT先生(アユコの5・6年の担任だったT先生)のあいだの練習日程などの連絡をメールで行っている
昨晩は、和太鼓の参加者の大部分が5年生の保護者で和太鼓の稽古に最初から参加することが出来ないということが分かって、その調整に和太鼓連絡網がフル回転だった。
結局T先生が「少人数になってもOK」と言ってくださって、5年生組は後から遅れて合流する事で収まった。

体育館で5台の和太鼓の準備だけを手伝っておいて、説明会へ。
ゲンたち5年生は、来月、淡路へ一泊二日の宿泊学習に出かける。二日間の行程やとうじつの持ち物などの説明を受け、メモを取る。
「地引網の実習では、海に入るわけではないんですが、大概一人や二人、勝手に水に入ってしまってびしょぬれになる子が出ます」と説明の先生が愉快そうに笑う。
「それって、ウチのゲンに違いない!」ととなりのお母さんとクスクス笑う。濡れるはずのないところで、知らぬ間におパンツまでびしょぬれになってくるのは幼い頃からのゲンの「お約束」だ。
いっぱい着替えを持たせておくことにしよう。

そのうち、説明会の部屋の窓から、体育館の和太鼓の音が流れ込んできて、「うわぁ、私も太鼓叩きたい!」とついついそわそわ。周りを見回すと、同じく太鼓のメンバーのお母さんと目が合って、「早く行きたいね」の目配せ。
6時間目の授業の最中に早く部活に行きたくてそわそわしてる中学生みたいで楽しい。何十年ぶりかに、学生の頃のなんだか分からないあの嬉しいそわそわ感が急に思い出されて、懐かしい気がした。

急いで合流した体育館。
心配していたよりずっと人数も集まっていて、既に新しいリズムを一通り教えていただいた後の模様。
遅刻組が交代してもらって、最初から稽古を始める。
和太鼓を叩かせてもらうのは実に半年振り。
腕に、腹に、ずし〜んと伝わる太鼓の響が心地よい。
新しく習った打ち方は微妙に難しくて、複雑なパズルを解くように頭の中で忙しくカウントしながら音を出す。
「脳の中の普段使っていない部分をフル回転させてるみたいで、頭から煙でそうだわ。」
と仲間と笑う。
その緊張感もまた、皆で太鼓を叩く事の楽しみの一つだ。
ボケ防止?ストレス発散?運動不足解消?
なんとでも言ってください(笑)


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