月の輪通信 日々の想い
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2003年11月24日(月) お仕事モード

3連休。

といいつつ、あとの二日は、それぞれ手づくね(一日陶芸教室)のお客様があったので、父さん
も私もお仕事モード。

剣道のゲン、期末テストのオニイとアプコをうちに残して、アユコを引き連れて工房に入る。

大勢のお客様を迎えるとき、このごろではアユコはしっかりお接待要員。

お客様が着かれてすぐの番茶のお運びさんから、お昼のお膳の配膳、お茶室での裏方さんな
ど、すっかり、タイムスケジュールを覚えて、てきぱきと仕事をこなしてくれる。

お盆に5,6人分のお番茶茶わんを載せて運んでいく手つきも鮮やかになり、自信をもってお
運びさんをしているのがよく分かる。

本来シャイなアユコが堂々とお接待が出来るようになったのが嬉しい。

今日は、おばあちゃんの代打要員として、お茶室での「半東」(給仕役)デビュー。

お菓子や裏で点てたお抹茶のお茶碗を運んで、お出しする。

お辞儀の仕方や入退室作法を直前にレクチャーしただけなのに、要領よくこなして立派なお茶
室デビューを果たしてくれた。



一方、期末試験前のオニイと、午前中剣道の稽古のあるゲン、そしてアプコは、お留守番。

アプコの子守やら、昼ご飯の支度やら、細々した家事を担当してくれる。

お仕事モードのアユコの奮闘を知っているので、お留守番組もなんとなく協力体制。

ゲンが一人で6人分の昼ご飯の焼きそばを作ってくれたり、オニイが朝ご飯の洗い物を済ませ
てくれていたり・・・。

単なる子どもの「お手伝い」ではなくて、工房のお仕事要員の一人として、それぞれが自分の
分担を意識できるようになってきた。

「子どもを4人も産んでおいてよかった。」

一人一人がすこしづつ手伝ってくれるだけで、結構、まともな戦力になる。

ありがたいことだなぁと思う。



夕食は餃子。

中にいれる具を途中まで用意していたら、アユコが「やりた〜い!」と割り込んできた。

しまいには、「お母さん、あっちへいって!」とアユコ、ゲン、アプコの3人で100個あまりの餃
子を全部包んでくれた。

ホットプレートにバンバンのせて、みんなで夕ご飯。

子ども達の食欲は旺盛。

一度に作る餃子の数も、一回作るごとに増やしていっているような気がする。

子ども達に安心して任せられるお仕事が増え、その分、子供らの食い扶持も増える。



我が家は今が、上り坂のまっただなかなんだなぁ。

お父ちゃんもお母ちゃんもくたびれてなんかいられない。

子供らのパワーに後押しされて、うんこらしょっと坂道を上る。


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