極悪天使...

 

 

気が付いてる? - 2003年03月30日(日)

 気が付いてますか?
貴方と出会って1年、過ぎました。
1年の間にあの時一緒に出会った人たちとはもう、2度と会えなくなりました。
自業自得です。
それでも、貴方とはメルしたり何ヶ月かに1度逢ったりしています。
不思議なものですね。

 今日貴方は初めて出会った場所に行ったんですね。
そうとは気付かずに。
友達と楽しく過ごせましたか?
本当はあの場所に行こうかと思ったのですが、もし偶然貴方を見つけてしまって、貴方が友達と仲良く他愛のない話をしていたら、笑っていたりしたらきっと、寂しくて、悲しくなってしまいそうな気がしました。
いまでさえ、寂しいのに、これ以上はどうなってしまうのでしょう?
そして、そんな事を思ってしまう自分を余計醜く感じてしまうのです。
不便です。
不便ですよね?
貴方が笑ってると嬉しい癖に、一緒にいれないって事が悲しいなんて。
なんて自分勝手で、醜い思いなんでしょう。
嫌です、そんな風に感じてしまうのなら、切り取ってしまいたい。
貴方が笑ってると嬉しい。
それだけで、十分なのに。
それだけが、大切な事なのに。
 
























 そんな訳で今日は一日ラプンツェル気分で過ごしました。
ベッドの上、カーテンレールの隙間から外の世界を覗いて。
光に憧れるみたいに、息を潜めていた。
めったに人の通らない道を見下ろして、暖かそうな空気を感じてた。
近所の喧騒。
子供の声。
廊下を歩く家族の足音。
そんな微かな音たちにすら怯えて。
一人ベッドの上。
人形遊びをするんです。
まるで、世界から切り取られたみたいに。
醜く老いていくしかない自分を哀れみながら。
何時までもその美しさを失わない人形を抱き締めて。
王子様は初めからいなくて。
悪い魔法使いと、自分では何も出来ない醜い生き物がいるだけの世界なんです。
だからきっと、自分に害を成す筈もない音にすら怯えてしまうんです。
そんな自分を哀れむのか嘲うのか、人形は硬く冷たい身体でただ抱き締めさせてくれました。
温もりは、遠いんです。
余りにも遠すぎて、恐いです。
だから、人形だけが救いなんじゃないかと最近思います。
それさえなかったら、きっと頭がおかしくなってるんじゃないかと思います。
寂しさと、悲しみとで。
ああ、でもそうしたなら、何も考えず世界とサヨナラできたのかもしれません。
サヨナラ。
何時かくるサヨナラ。
寂しかったり切なかったり、悲しかったりするけれど。
それでも何時かはくるんです。
サヨナラ、楽しかった時間。
サヨナラ、暖かかった人。
サヨナラ、悲しかった音。
サヨナラ、苦しかった思い。
サヨナラ、嬉しかった事。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
大切だった・・・・・・・・・・・・・・・。
本当だよ。
何時か、くるんだ。
ありがとう、サヨナラ。
ごめんなさい、サヨナラ。
全ての愛を貴方に、全ての優しさを貴方達に。


...




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