Food for Thought
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ジュンク堂の児童書の階で子どもたちが本を選んでいる間に、佐藤優書店をのぞきに行った。周りには誰もいない…本人の独特の字体で書かれたPOPがところどころにあり、なんとなく「息遣い」が感じられる。私が持っている伊東乾著『さよなら、サイレント・ネイビー』が置いてあってなんとなく嬉しい。でも結構難しそうな本が並んでいる…身の丈を考えて(?)無理をせずに読めそうな魚住昭著『国家とメディア』と『官僚とメディア』、高尾利数著『イエスとは誰か』を購入。
『国家の罠』で拘置所での様子を読んで佐藤優氏の精神的な強さに感心すると共に、その源はクリスチャンであることからきているのかもしれないと思った。『国家の罠』については改めて書くつもり。
子どもたちは毎週テレビで「レ・ミゼラブル少女コゼット」を楽しみに見ているのだが、本屋にあった『ああ無情』を下の子に「これ少女コゼットだよ」と見せると、「ほんとだ!これがいい!」と座読スペースに行ってむさぼるように読みはじめた。上の子も『ああ無情』という本は知っていたが、いつも見ているテレビ番組とは全然結びつかなかったそう。「話が分かっちゃうから先は言わないでね」といいつつ、自分の選んだ『デルトラクエスト』より先に、下の子の本を夢中で読んでいた。
あとは下の子用に国語辞典を買った。全然そんな予定はなかったのだが、辞書の棚にあった『7歳から「辞書」を引いて頭をきたえる』が目に入り、立ち読み。うん、この方式は良さそう。同著でお勧めの辞書を調べ、3つあったうちからベネッセのを買った。使いやすいよう、箱もカバーも取り、調べたら付箋を貼っていくと励みになるそう。帰ったら早速実行。
「知るって楽しい」と子どもに思わせることができたら、教育は半分成功したようなものかもしれない。
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