Days without the end





I cry  2007年06月25日(月)
生きるって大変だなと思った昨日と、
人生って捨てたもんじゃないと思った今日。

2日間とも泣かされた。

同じ人にそう思わされて、
同じ人に泣かされた。

幸せだとどれだけ思っても、
これ以上ないとどれだけ思っても、
それ以上の事を与えてくれる。

だけど、悲しくだってさせる。
悔しかったり、傷付いたり、
それが恋愛なんだって、
身をもってどんどん知っていく。


昨日ケンカをした。

ケンカと言っても、
一方的にあたしが不機嫌になり、
その態度のままバイバイした。

理由はくだらないこと。
せっかく一緒に居るのに、
ダラダラ1日中彼氏が寝てたから。

それに腹が立って、
でもその感情を言葉にできなかった自分にも腹が立って、
あたしはバイバイしたあと、
ひとりで車の中で涙が止まらなかった。

1週間に一回しか会えないのに、
ダラダラあたしの相手もせず寝続けた彼氏に、
無性に腹が立って、悔しかった。

居ても居なくても一緒だと思って、
必要ないと思った。

でもそれを何も伝えられなかった自分も嫌で、
何も伝えないくせに、
何もわかってくれない彼氏も嫌で。

悔しくて、
何で泣いてるのかもわかんないほど、
悲しくて泣き続けた。

メールをしても、返ってこなかった。
寝てることはわかってた。

やっと今日の朝メールが返ってきた。
でもそのメールはあたしのテンションとはかけ離れたもので、
あたしがどれだけ本気で腹が立ってたのか、
全く伝わってないと思う返信だった。

バカみたいに軽はずみな、
真剣みの全く無いメール。

もうあたしはあきれて、
そのメールにも一切返信せず、
ずっと1日を過ごしてた。


そしたら夜、急に電話がなった。

「今お前んちの近くにいるんだけど。」と。

彼氏は謝りながら、
バラの花束と、手紙を置いて、
すぐ帰って行った。

あたしの家と彼氏の家は高速で片道50分。
金額で言うと往復3千円以上かかる距離。

そんなに遠いのに、わざわざ来てくれて。
「初めて花なんて買った。」と言いながら、花をくれた。

手紙にも反省してることと、
今でもすごくあたしを好きなこと、
これからもずっと一緒に居たいことが書かれてあった。


あたしはその手紙を読みながら、
嬉し涙が止まらなかった。

こんなあたしが、
こんなに幸せな事。
こんなに愛される事。

今までそんなの考えられなかった。
だからすごく幸せで、感動して。

まだまだ一緒に居られると思った。
まだまだ一緒に居たいと思った。

ずっととか、結婚とか、
そんな言葉はわからないけど、
でも明日も明後日も、何ヵ月後も、
何年後も、一緒に居たいと思う。

その結果が結婚なんだろうなと、
なんか最近そう思う。



writer ヒロコ  

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