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■ 侍
ダンスの事であなたに弱いところは見せたくない。 いつもそうだけど、ダンスについては特に。 だってあなたはバンドを精一杯がんばってるから、私がダンスの事でぐちぐち相談するのは嫌。
昨晩、何かあった?って聞いてくれたよね。 ほんとはね、話したかったのかもしれない。 だけど何にもないよ、って返事した。
次のイベント、見に来てくれるでしょ。 でも今のチーム、上手く行っていないんだよ。 好みが合わないから、妥協しちゃったんだ、私が。 私が折れれば済むと思って。ろくに話し合いもしないまま。 でもそれ、間違いだった。
あなたが昨晩言った言葉。
精一杯がんばらなければ自分が惨めなだけだ
精一杯がんばらなければ自分が惨めなだけだ
精一杯がんばらなければ自分が惨めなだけだ
………
何度も何度も繰り返し言ってみた。
今の状態でイベントに出るなんて 自分が惨めなだけ…。
あなたが見に来て、がっかりして… お金を払って見に来るお客さんが、がっかりして…
そんなの、見る価値ないよ。やる価値ないよ。
ほんとはね、前々からわかってた。 そのくらいのこと、自分でも気づいてた。
全て、あきらめてた。
だけど。 こんな小さなことだけど、一つ一つ大切にしないと、結局何も評価されないんだよね。
あなたといて元気づけられて。 あなたといて幸せになって。 あなたといて優しい気持ちになって。 あなたといて色々なことに気がついて。
そして今日、メンバーの一人に自分の正直な意見を言ってみた。 最初はあきらめてて、開き直ってたつもりだったんだけど。 勝手に口が開いてた。
そしたら、 なんでもっと早く言わないの、大事なことでしょ。 って言ってくれた。 もう一人のメンバーともちゃんと話し合おう、って言ってくれた。
今、気がついたの。 ここで妥協して完璧に踊るより 納得いくまで直して踊ったほうが 後悔しない。
だから、また明日から いつもの自分に戻れるの。
2002年08月06日(火)
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