地球から飛び立つ方法
 ユナ・パナソニック



 デザイナーの数学

今、Flashというソフトでウェブの仕事をすることが多いんですが、あー、私の人生で数学がこれほどまでに必要になったことがあったのかぁ〜〜〜。てくらい、まいにち、まいにち、xとyとの変数のことを考えてます。

それで、気づいたんですが、コンピュータの考え方っていうのは常に「消去法」なんですな!
こうでもなくて、こうでもない、なら、こう!というふうに答えを出したがるろころがあります。if文ていうのがあるんですが、
if、なになにでないなら、これこれ。ていうふうに答えを導き出すわけです。ということはですよ、「なになにでないなら」ていう部分を考えるのができると、if文は書けて、答えが手に入るようになるわけです。これがけっこう慣れないとむずかしい。すごくあまのじゃく的な、遠回しな、逆にぃーみたいな、のがすぐに思い付かないと式が書けないのです。

だからかな、プログラマーのひとって、ものはっきりいわないというか、「ここまでいってまだわかんない?」みたいな言い方するのかもな、機械としゃべりすぎるとわかる気がする。


今、なんかがどうにかなって数学を教えなきゃいけなくなったら間違いなく私はFlashを使ってやるだろうなあ。
ほんと、実際の式がちゃんと機能してると実にわかりやすいものなのね。
この丸を右に移動させるにはー、ていうときにxの値を増やすのかyの値を増やすのか、未だにちょっと考えるときあります、(そんなんじゃ教えられないぞ、私!)えー、答えはxの値を増やしていけばいいんですが、右ならプラス左ならマイナス。下ならyをマイナス。すごく動きとつながってます。これでまた変数ていうのが、おいおいこんなの誰が考えたんだよ、てくらいソツがないというか、スキがない数学のアイデアなんですよ。とにかく楽したい楽したい、同じ事くりかえすのはもうーいやっ!ていう昔のひとが考えだした誠にグレイツなアイデア。

ふつうに学校でやるのっていうのは
x+y=kotae

x=10
y=20
kotae=30

こんなふうにxとyの数字を変えるだけで答えはいつでもでちゃう。あーx+y=kotaeをやれよ、ていう命令をもちろんして。
いつも変わったたんびに、10+20=30、あ、こんどは11だ、えー、11+20=31書かなくていいわけです。あーなんて昔のひとは頭がいいんだあ〜。
はて、ではこのx=10て誰が必要で聞いてきてんの?ねえ、誰にたのまれてアタシ数学なんてやってんの?ていうとれんしゅーなんで、誰も聞いてないし、質問の答えも出しても誰も使ってくれないんですね。

が!しかし。
flashの今の仕事じゃ、右に10ピクセル動かしたいんじゃー!下に30ピクセル動かしたいんじゃー!答えがでたー!動いたー!ていうとても必要でやって、答えがでてそれが機能して、私もうれしいわけです。必要だと思うとやるんだ人は。ということは学校で式をただだらだら解いてないで、flash使って動かしてみるというほうがいいんじゃないか、というか私はそういう実践派です。flashをやってると実は動かすためにはどういう式が必要なのか、てことがいちばん必要なんだて気づくんですね。で、今それがすごくステイタスな職業になってるとおもう、カクジツに。ジョシュア・デイビスなんてそれですごい有名な人だしなあ。とにかく実験的に式をたくさん作ってるひとなんですよ、でその式で図形を動かしてる。それもすごいおもしろい動きを考えるのが得意。


、、、ショックこの先がきえてしまった〜(号泣)
なんでー?enpitu-!!

2002年02月18日(月)
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