だらだら日記

2014年04月06日(日) エピソードG.A1話感想+クジラの子ら9話感想

ネットで注文していたいちごとボニータが届きました。
いちご、これまでの表紙が並んでいるのをどっかの書店の販売ページで見たけど、シュラ表紙のあまりの場違いっぷりにやはり何か間違っているのではと思わずにいられなかったです。
普段は買わないようにしようと思ってたけど、隔月なら買っても良いかと思わされて怖い。


眼鏡×黒髪×マスコット聖闘士星矢エピソードG.A第1話「暗殺者の暗殺者」感想。

現代だ……!
スマホだ! タブレットだ!! ミニスカ女子高生だ!!!
現代だ……そして無印年代が未来だ!!
なんという……スリーマイルのように時代感ありありだったあのエピGはもういないんだね。美子さんの実年齢を思って遠い目をする必要はもうないのだね!(笑)
思えば、エピGが始まったのはNDの連載開始前。無印で描かれていた聖戦の時期をあっさりずらされちゃうより前ってことですよ。ここで「じゃあいっそもうエピGの舞台も現代でいいんじゃね?」と言わんばかりにハイテクノロジーな世界に黄金聖闘士たちが身を置くことになるとは思わなかった。
無印より数年前のエピGAでこうってことは、銀河戦争やらサガの乱の終結やらはGAはまだこれから起きることってことなんですぜ! 確かにセインティアでも沙織さんが薄型ノートPC使ってて現代感あったけど、それでも無印年代=21世紀な今であって未来ではなかった。Ω一期は無印が20世紀にあったという前提で21世紀な雰囲気漂わせてたのですが(蒼摩の寮部屋にPCっぽいのあったような)、GAにいたってはGAが今! そして無印は未来!
こうなると、いかに時代考証が息してないといったところで18世紀舞台は動けないLCが可哀想になってくるぜ……。LCの黄金聖闘士だってスマホ持ってもいいんですよ?
まあとにかくそんなわけで、まず舞台が21世紀なことから驚かされたGAでした。
GとGAで既にパラレル化してる感じだなあ……。つっても、キャラクターの雰囲気はG黄金の性格をきっちり残しているので(同作者だから当たり前だけど)、舞台以外は別物感は無いのだけど。

冒頭、4ページもカラーがあってやったーであり、爆発炎上の迫力はカラーならではすげーでもあるのだけど。
……黄金誰一人そのカラーにいねえ……。
主役無しで進む4ページ、もったいないです。確かに雑誌表紙はシュラでしたが、ちょっとくらいかっこいい決めポーズつけた見開き扉絵とかでも良かったんですのよ??

燃やすの大好きッ子が三千年存在してるのに生徒手帳に目をつけちゃうような可愛さなのはどうだろうと思いつつページをめくったところで登場した眼鏡キャラ。
もはや眼鏡聖闘士なんて珍しくもないけれど、見た時はさすがに「ちょ、うわあああああ!」とテンション上がりました。だって、シュラが眼鏡……!
LoSムウの眼鏡は初出から眼鏡だからそんなものと思えるけど、Gシュラはこれまで眼鏡要素なかったのに眼鏡! 貴方に何が起こったというんですか。そして肩に何を載せているんですか。しかも肩に乗ってるフクロウの更に上に乗ってるちまいのは一体……!
Gシュラさんはどうも魔法少女になってしまわれたようだ。魔法少女と違うのは、変身は出来ないから自分で服を脱がなきゃいけないところくらいですか。
いかん。車の修理のこと考えてたり助けた女の子のこと気遣ってたり、可愛すぎるだろシュラ。

パーカーアイオリアも可愛い。美子さんと出会ったあの出来事から何年経ってると思うんですか。そろそろ日本語に慣れてくれ。
今回黒髪に染めるのにはまってるのかと思ってたけど、聖衣をつける段になったら金髪に戻っていたようなので、染めてるんじゃなくてマニキュアだったんだろうか。あとやっぱり脱衣。聖衣をつける前には脱衣。

吉乃ちゃんはメインキャラ化するんでしょうか。女子高生ってことは、シュラと同じくらいの年なんだよな。いちごの中にあって吉乃ちゃんくらいしか女子の気配のないエピGA……本当に良いのかこれで。


クジラの子らは砂上に歌う9話「楽園の選択」感想。
カラーページ、ネリの体が一部ファレナと同じような形態になっているのが不思議できれい。ネリは何かに意識を乗っ取られてるわけでもなく、体そのものも魂形のような不思議な存在だったんだろうか。ファレナに「ママ」と呼びかけて飲み込まれた後の登場がないから気にかかる……。

今回のベストシーンその1は、チャクロが「希望があるのに逃げるのはイヤだ」と叫ぶシーン。ここで「逃げない」という選択をするということは「戦う」道を選ぶということ。あのチャクロがこんな風に叫ぶようになるなんてさ。サミにも見せてあげたい姿だ。でも、彼の叫ぶ「希望」は自分たちを望まぬ人たちを打ち倒すことではなく、リコスのように分かり合えることを信じて出た言葉なんですよね。自ら死のうとは思わない、スキロスと戦う道も選ぶ、それでもその先に理解があることを信じて……。
彼の姿に長老会が心動かされる描写がまた良いんだ。

クジラが沈み行く中、ちゃんと弟妹を抱いていたトビが可愛い。地味に良い味出してるよなあ、トビ。

団長は印にしては長く生きてそうな雰囲気だったけど、早死にしなくてもこんな風に見た目に障りが出てしまうということなのか……。
ここで印の運命を知ってしまったオウニが、それでも印の力を振るうことを決意し、そのことで迷い苦しむスオウを焚きつける場面がベストシーンその2です。命を縮める辛さより、みんなを守る方法が見つからない辛さの方が、彼にとっては大きかったんだな、と。
初期からスオウとオウニのやりとりが好きだったから、そっち方面でも嬉しい場面でした。
しかし、例の人質なアパトイアは今頃どうしてるんだ……。相変わらず髪なでてるのか、オウニよ。

やりとりが好きといえば、クチバさんとマソオさんのけんか仲良しっぷりも相変わらずで可愛い。

次回も2巻も楽しみだー!


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