だらだら日記

2014年03月22日(土) デフテロスの凶星扱いのこと・1

デフテロスが凶星扱いされていた件や、その存在について、もろもろ考え中。
まず前提として、デフテロスが凶星として影に追い込まれているのは、「双子だから」ではなく「デフテロスだから」としておきます。というのも、あの凶星扱いを「双子だから」と考えて、「じゃあなぜセージ様は問題扱いになっていないのか?」と考える人もいるみたいで。そこは、「セージ様が問題とされていないのだから双子で生まれること自体が問題とされるわけではない」と考えた方がいいんじゃないかと。
もともと双子について畜生腹としたり良からぬものと考える風習もあるところへ、理由が分からないまでも原作でカノンもいない者扱いされていたからよけいに混乱しがちですが、デフテロスの凶星扱いはデフテロス単独の問題で考えた方がいいと思うんです。双子だから、双子座だからはとりあえずくしゃぽい。あくまでアスプロスとデフテロスの二人に限定しての神託だったということで。
というか、自分はカノンのいない者扱い問題について、めっちゃ秘匿の影武者程度の存在で、不吉だなんだというおまけ要素はないと思っているので。だから、サガに何かあれば(=命を落とすなど)カノンが双子座を引き継ぐことになるし、サガが教皇になってもやはり空きが出来る分カノンがそこにおさまることが出来るんじゃないかと。


デフテロス&アスプロス生前
「双子のうち一人は凶星の下に生まれるだろう」(デフテロス編1話)
「生まれた」ではなく「生まれる」であり、「だろう」と推量で語られているように、この神託はアスプロスとデフテロスが生を受ける前に受けられたもの。これを踏まえると、二人の母は何かしら聖域に関わる人間だった様子。シジフォス外伝においてシジフォスが一般兵の居住区で育っていたことから、デフテロス・アスプロス両者の親も、少なくとも一方は一般兵以上の立場であった可能性がある。もちろん、ロドリオ村や薬師の村など周辺地域や、ジャミールのような関係地域出身の可能性もあるけども。
ひとまず、この時点でデフテロスについて確実に知っていたと言えるのは、二人の母(父については定かではない)と、その周囲の人間。

黄金聖闘士という特別な立場とはいえイリアスとアルケスに個人的な交流があったことがシジフォス外伝で表現されてる限り、アスプロスとデフテロスについての神託が聖域上部に知られぬよう下されたことも、不可能とは言えない。
ただし、教皇に知られていないと思っていたのはあくまでデフテロス個人の認識なので、双子の生前からセージ様がその存在を知っていたことも否定できない。


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