だらだら日記

2011年10月21日(金) ダイヤモンドは永遠の輝き+アヴァルス感想

LC外伝、構成というか構造というか、作りがいろいろ面白いです。

アルバ外伝は、「毒」と「薬」を対比させ、それぞれに血の繋がらない親子を配し、そのあり方を比較して見せることで、ドラマCD版よりも物語に深さが増したなあと思う。

同じような見方をカルディア外伝でするなら、キーワードは「時間」かなあと思う。「現在」と「過去と未来」といった感じに。
カルディアさんは言わずもがな「今」を生きる人だけど、ウェスダさんは「過去」、カルベラさんには「未来」のイメージがある。ウェスダさんは過去からのあり方にとらわれた人で、カルベラさんはカルディアが見ようとしない未来を語る人だから。
で、サーシャは全部統括してるイメージ。あくまで自分の解釈ですよ、と。

デジェルの外伝も、今回のクレストさんの台詞から、カルディアとは違う意味での「時間」がキーワードになるのかなと思ったりしました。
カルディアの場合は、長い時間の流れの中で、自分がいる地点としての「一瞬=今」の物語。デジェルは、自分がいる・いないにかかわらず、時の流れの中での短い時間、「一瞬=刹那」の物語なのかな〜と。
でも、改めて読み返すと、「うつろうもの」と「うつろわないもの」の物語として考えた方が適切なように思えてきました。というか、ひょっとして、そういう話にするつもりなのかなあ……という予想が浮かんだというか。
ってことで、なんとなく、こういう展開になるのかもしれないなあ的予想妄想デジェル外伝版です。多分、おもきし外れます。

デジェル外伝1話目を読んだ時の第一印象は、「ベルばらの黒衣の伯爵夫人思い出す」でした。(該当の話を読み返したら、ルルーちゃんはキーパーソンだけど主人公じゃなかったりと、結構記憶違い多かったのですが/汗)
ガーネットは、あの作品の伯爵夫人のように不老を求めてる人なのかな、と。(要するにバートリ・エルジェーベト系のキャラですな)

で、2話目の話でクレストさんが登場し、超長命のクレストさんがガーネットに囚われてるらしいという話になって思ったのが、「ガーネットさんストライクゾーン広ッ」。ショタからじいさんまでいけるんかい、とかそんな風に思って(笑)。
あとは、クレストさんから長生きの秘密でも知りたかったのかなあとか。
でも、宝石児が普通の人間じゃない可能性とか、ガーネットにしてもまともに人間じゃないかもしれない可能性を考えて、ガーネットが不老を求める人じゃなくて既に不老を得てる人だったら、クレストさんの元カノだったりせんかなあと思ったりしました。←ここから発想の飛躍がおかしなことに……。

でもって、3話目。
宝石児がとりあえず人外なのは確定として、フローライトとデジェルの会話からは、純然たる人外とは限らないのではとも思えてきます。人間じゃないのかしらと疑うのがフローライトで、断言しないのがデジェルだから余計に。どんでん返しを用意してそう。
そうすると、やっぱり一つの可能性として、気に入った人間をショタっ子な宝石にして自分のものにしちゃっている……というパターンが想像されまして。宝石児が、元は普通の人間だった可能性。
もし、このパターンがくるなら、クレスト先生も石になってたり、宝石児やってたりするんじゃないかなあ。リーダーのコー・イー・ヌールあたり、可能性高いかも。2話目でデジェルと目が合ってるシーンがあったし……。で、「また身内対決か!」とかなるの。
ガーネット的には、「変わらない美を与えてやったのよオッホッホー」な態度でさ。
でも、クレスト先生の教えは移ろうものだからこそ世界を愛し守れというもの。
そこで、ガーネットの不変の信条に対して、デジェルが転変の信条をぶつける話になるのかも……という予想が生まれたってわけです。説明長いな。

ガーネットは、古くからあの地にいるわけじゃないようだから、不老長命の存在でもおかしくはないと思うんですよね、実際問題。
とりあえず、冥界関係の人間ではないんじゃないかなあ、と思う。


昨日買った本のうち、とりあえずアヴァルス感想。

coda
結局ハルが女装のままロシアに行った。これは衝撃の最終回。
このままずっと、女の子として限界までバレエを続けるんですかね。
ロシェが最終回まで可愛かったのはもちろんのこと、お父さんが記事をスクラップしている背中がめちゃくちゃ可愛かったです。

せんがく
なんで未来風舞台で戦国時代の出来事がほぼなぞられる形で進むのか、物語の背景が明らかに。
種明かしを見ると、なるほどーって感じで面白いですね、せんがく。

フェティッシュベリー
真面目に言うと多分奴隷カフェは「奴隷」の部分が引っかかって学校は許可してくれなさそうですが、ひよりちゃんの学校は校風的にも有りっぽいですね、この手のイカモノカフェ。
添子様は、あからさまにひよりちゃんのことを敵視しているよう。成田にひよりちゃんの悪口を吹き込んで、ひよりちゃんには成田が悪く言っていたと嘘ついて。浅雛さんは腐女子だってことでもう敵じゃないと思っていたのか、成田が気にしているのはあくまでひよりちゃんだと思っていたのか。
添子様はやること怖いけど、貴ちゃんとひよりちゃんをくっつけようとしてくれてるんで、ある意味私の味方(笑)。それに、貴ちゃんに自分を重ねている添子様を見ていると、なんだかんだで嫌いになりきれないなあ。貴ちゃんをたきつけるだけじゃなく、自分もストレートに成田に気持ちをぶつければいいのに……。
浅雛さんの貴成シナリオ、成田やひよりちゃんだけじゃなく、クラス中にばらされることになるとは……。成関三人衆、やること怖え。ていうか、添子様怖え。
助けに入った成田がめちゃくちゃヒーローだったよ、今回。浅雛さんのこと好きだもんなあ、成田。そりゃかばうわな。でも、もし浅雛さんの立場にいるのがひよりちゃんでも、きっとこの勢いで助けてそう。
とりあえず、次回見れるだろう浅雛さんとひよりちゃんのドレス姿が楽しみです〜。

VIVO!
基本的にVIVO!って、押し付けの善意うぜえって内容だよなあ……。

Toxic
結構、この最終回好き。

焔の棺
チェルハが奈留に似ている理由や、チェルハが昔会った唯久に似た男の子の存在など、いろいろ気になることがいっぱい。唯久がタイムスリップしているのだから、チェルハもタイムスリップして現代にきちゃった可能性もあるのかしら。

Dolci
蟹子ちゃんの本名が明らかに……。
そして、小倉さんが意外と可愛くなってきた。ツンデレー。
クリスマス号の表紙がDolciってのは、なんか似合いでいいのう。

次回
野口さん新連載が超楽しみ。


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