だらだら日記

2011年10月15日(土) サイン会思い出し日記

横浜で開催されていた手代木史織先生サイン会に行ってきました。
「カルディアとデジェルの魅力に迫る!」というタイトルのテレビ特番をビデオに録らなきゃと思う夢を見ながらの行きの道中。いつもより遅い便だったので客層が違うのか、あまり乗り心地は良くなかったのですが、夢の中だけは幸せでした……。

東京に着いたら、予報どおりの小雨。
しかし、問題は雨より風でした。ルゴニス先生が亡くなった日くらいすごい風。具体的に言うと、電車が止まるくらいすごい風。
電光掲示板で運行中止だの遅延だの見た時は、横浜に無事行けるのかと心配になっちゃいました(汗)。私が乗ろうとしていた路線は遅延の方だったので、まだ良かったんですが。

私は当日にしかお店に行けなかったので、まずはお店で本と整理券の引き取りをするところから始めないといけなかったのですが、お店が開くのは普通に10時、横浜に着いたのはそれより遥かに前。
ってことで、とりあえず店の場所を確認するところから始めようとしたんですが、用意した地図を見てもさっぱり分からん。南幸に店があるはずなのに、気がつくと北幸にいるというのを何度か繰り返し、1時間くらいうろうろしてからふと駅側にある案内板の存在に気がついたのですが。
店の所在地の「ダイアモンド」って、地下街のことだった。
そりゃ、どれだけうろうろしても見つからんわ!
風に地図をもぎ取られそうになりながら歩いてたんですけどね……。地下街にあったなんて、本当は超無風の快適空間を歩けたわけですね……。
場所も分かったということで、マクドナルドに移動。昨日書いていたファンレターが間に合いそうになかったら、マクドナルドで書こうと思ってたんですが、間に合ってよかった……というか間に合わせておいてよかったです。そんな時間の余裕なかったわい。

開店してすぐにお店に入り、本の引取りを済ませました。
整理番号は、64番。時間帯は14:40〜15:00。
自分が64番で14:40からの枠ってことは、14:00からの枠は整理番号1〜30、14:20からの枠は整理番号31〜60。
さて。
実は私は、時間についてうっかりすっかり勘違いしておりまして。整理券に書かれているのはあくまで並び始める時間帯でしかないのに、その時間が参加できるサイン会の始まりと終わりの時間だろうと思っちゃってたんですね。だから、もっと一つの枠を長めに時間とってるのかと想像してたわけです。大体30分刻みの4部構成かなあとか。
20分で30人分を書かれるってことは、お願いしますでさっと渡してささっと書いてもらって、ありがとうございましたーっで終わる感じかなと思って、忙しなさそうと心配しながらとりあえず原画展示スペースに移動。
ところが、展示スペースはサイン会を行うコーナーだったため、用意された机と椅子のせいで壁にかけられた原画と距離があり、あまりよく見れなかったんです。水色がいっぱい見えて、原画だーってのは感じられたんですが、細かいことまではよく分からないし読めないしっていう。サイン会当日でなければもっと見やすかったのかもしれないなあ。うおー、折角の原画なのに残念〜。せめて他のお店ではじっくり見れるよう、急いでまわらないとー。
ってことで、横浜コミック王国で展示を見るのは半ば諦め、とりあえず本厚木に向かいました。

電車の中で、こそこそと整理券に名前と一言メッセージを記入。
名前については、ニックネームなどでも大丈夫ということでした。自分だったら「いね」か「禾」にする手もあったわけですが、かたや2文字かたや1文字。ありがたみもくそもねえってことで、普通に本名にしました。
一言メッセージには、どういうことを書くのがいいのかよく分からなくて、とりあえず「レグルス好きです! 外伝楽しみです!」と記入。ここ大事。ちょっと伏線。

さて、相鉄から小田急への乗りかえも無事に済み、なんとか本厚木に到着。雨も止んでて移動しやすかったです。
有隣堂の厚木店に行くのは数年ぶり。その時も原画展目当てでしたが、展示方法はまったく違っていて、今回は背の高いガラスケースに平で並べてありました。
どのあたりのページがってのは、既に書いてくださってる方がみえるので割愛するとして、見た時の感想は「生! 生のルゴニス先生! ただし薄衣越し!!」。
絵にかかる部分の台詞はトレペで指定するので、そのトレペがかかったままだったっていう。絵の保護にもなるんだろうし、漫画原稿が形になってから私たちの目に届くまでの過程が垣間見えて面白くもあったのですが、でもやっぱ紙のない状態でも見てみたかったです。
トレペのかかってないものを見ると、この辺が影って感じに水色でさーっと線引いてあったり、聖衣のキラキラ模様も水色で形とってあったりして、こんな風に指定してるんだなあと面白かったです。コピーをはりこんだ?ような原稿もあったり。

厚木店はコミックコーナーは小さいので、なんとなく原画だけ見て帰るのは気恥ずかしい。ちょうど有隣堂で特典のつく甘美男子2巻が出たばかりだったのでありがたく買わせていただきました。
ここで、本当だったら藤沢に移動しようと予定してたのですが、サイン会の時間が思ってたより早そうだったので、いっそ本厚木から横浜に戻り、サイン会後に藤沢に向かうことにしようと予定変更。
抜かないといけないかと思ってた昼食をとることが出来ました。前回と同じお店で日替わりパスタ。値段お手ごろなのにソフトドリンクが飲み放題という、サービスの良さが魅力。ただ、豚肉の和風パスタと聞いて、豚しゃぶサラダのようなものを想像していたら豚天の載ったパスタに登場された時は面食らいました。

食後、再び横浜へ。
有隣堂特典のポストカードがもう一枚ほしかったので、外伝1巻の2冊目を購入。
サイン会が始まったら本格的に原画は見れなくなると思い、もう一度遠くからでも見ておこうとスペースに向かうと、朝と違って机が壁際に寄せてありました。
うおお、これはラッキーと思うも、そこには見知った影が。どうしよう、会釈・あいさつ・なんか声かけした方がいいのか、いやでも誰か分かってもらえなかったらただの怪しい人間になっちゃうじゃないかと思って、悩んだ結果とりあえず一旦退きました……(汗)。展示スペースを横目にそそっと相鉄線連絡通路までてくてくと。キングオブチキンにも程がある。
その後、やっぱりちょっとでも見ときたいなと思って、展示スペースへ戻ってきたら、向こうから声かけていただけました。すみません、Nさん、挙動不審な人間しててすみません……(汗)。
原稿は、トーンの番号っぽいものが原稿に直接書いてあって、「直指定!」と驚きました。

他所に行ったり、本屋の中で飾ってある色紙を見たり、本屋周りをうろうろしたりして時間を潰していたんですが、ふと店の中からサイン会のほうを見ると、なんかちっとも予想してたような「さっ(本出す)、ささっ(サイン書く)、終了!」って風でもない。
普通に談笑しとらっせる。
いや、談笑というと大袈裟だけど、手代木さんとお客さんの間で会話があったので、そういう余裕ありだったんだー!と。
好きですとか面白いですとか伝えたいけど、お願いしますとありがとうございましたしか言う時間ないだろうと思ってました(汗)。
時間帯についての勘違いも、お店の人が他のお客さんにスペースがないので時間になったら来て下さいと言ってるのを聞いてやっと間違いに気づいたり。その時間までに来て下さいって意味じゃなく、その時間になるまで来ないで下さいってのが正解だったわけです。店員さん、それ私にも言ってください……。いい年なのに私に欠けているのは読解力、洞察力、そして社会の常識。生まれてこの方、整理券なんて、役所か病院でくらいしかもらったことないんだよー!(汗)
ってことで、やっと道理が分かったので、40分になるまで会場側を離れてました。

列に並び始めてからも、動きはわりと遅め。
それだけ、しっかりファンと接してるってことだよなあと思って、並ぶのは特に苦でもなかったです。レジの上に大きなモニターが飾ってあって、Fate/Zeroの映像も時々流れたので、ウェイバーを見てにやにやできたし(笑)。
並ぶ人々を見てると、ほとんどが女の人。でも、男の人もけして少なくはない、そんな男女比でした。ただ、女の人は自分を含め多くがプレゼントを用意してたのに対し、男の人は本当にサインを受け取るだけっぽかったかな。
きれいな花のプレゼントなんかは、そのままサインをする机に飾られてたりしてました。
あと、コミックスに凹みがあるってことで、中の確認もしてました。サイン本用に買った分は大丈夫だったけど、もう一冊買った方がひっかかってたので、交換してもらいました。(気づいてなかったけど、発売日当日に買った分も見返すと確かにうっすら凹んでました。角度によって気づく程度だけど)

さて、いよいよ自分の番。
握手してもらえるのに、着ていた服が手の平までおおうもので、袖まくろうかどうしようか悩んで結局見た目を考えてまくらなかったことを今更に後悔。
でも、手代木さんが筆ペンでアルバを描くのを生で見れて幸せっしたー!
アルバもカルディアも外伝が面白かったこと、デジェルも楽しみにしてることをお伝えした後、手代木さんからもお礼の言葉とともに「外伝は少年マンガっぽく描こうと思ってる」といった内容の言葉を聞いたのですが、オーディオコメンタリーと同じ声だって興奮と、ちゃんと言うこと言えただろうかお礼言えるだろうかって緊張とで、最初の方をちょっと聞き落としちゃったんですね。
だけど、あとでちょっと考えてみたら、ひょっとして「レグルスの外伝」についておっしゃってたのかもしれないなあと思いまして。
一言メッセージに書いた「レグルス楽しみです!」から話を振ってくださったのかも、と……。
もし本当にそういうことだったら、一人一人違うメッセージにあわせて話振ってくださることに感動ですよ! 「それは楽しみです!」って言えれば良かったよ、自分……。
実際どうかよく分からないけど、とりあえず、生手代木さんが見れたことと、声を聞くことが出来たのと、話が出来たってことだけでも嬉しくてたまんないです!

サイン会の余韻に浸りながら、藤沢へ移動。
藤沢店の展示は、背の低いガラスケースに入っていたので、上段の絵はとても見やすかったです。博物館の展示とちょうど同じくらいの高さで。
下段は、ちょっと低すぎて、腰を落とさないといけないからやや見にくかったです。
ここの絵も、トレペかかってました。
生ペフコちゃんとルゴニス先生にメロメロ。手書き文字でもちゃんと「あの子」に「アルバフィカ」とルビふってあるのがなんとなく面白かったです。単行本126Pの女の人の絵の横にトーンの張り方を水色エンピツで指示してあったりしたのとかも。
藤沢店は、他にも甘美男子やフェティッシュの色紙を見れて良かった〜。

藤沢から一気に秋葉原へ。
ヨドバシカメラは、6階までは上がったことがあるけれど、7階に行くのは初めて。
ヨドバシAKIBA店の展示はフレームに入れる形だったので、トレペ外されてました。ので、台詞はあれこれ抜けてたり。
山田南平さんの原画展示もしていたのですが、見る位置としてはそっちの方が見やすそうで羨ましかったです。あと、ヨドバシAKIBA店では外伝1巻売り切れとなってました。厚木店だと「凹みがあるから指示待ち! 凹んでても良かったらレジに言ってね」って書いてあったのですが、AKIBA店では売れそうな分はさくっと売って、凹み分は売らずに返本とかしてたんでしょうか。いろいろ謎。
6階のフィギュアコーナーに皇級星矢展示してないかと見にいったところ、もう売ってると思わなかったアイオリアが展示してあってびっくり。
あれーうちまだ来てないよ! konozamaったか!? と思ってたら、発売が15日でした。皇級と並べておいてあったので、なんとなく可哀想だった……どうしても比べるとゴージャス感に差が(汗)。

アキバの有隣堂では、空さんの色紙が見れて嬉しかったです。本当は原画展示の時期もあってたらもっと嬉しかったんだけどなあ。
まんがサイエンスの13巻とか、Fate/Zeroの原作本とか気になる本もあったけど、ポイントつく本屋で買おうと思って今回は見送り。

食事は、秋葉原のスペイン料理屋に入りました。
海老とブロッコリーのアヒージョがとても美味しかったです。家で作ると、ただの油っこい食べ物にしかならんし、デリバリーを頼んでもちんちんじゃないし。
でも、パエリアは家で作るやつの方が正直美味しかった……。


 < 過去  INDEX  未来 >


いね [MAIL] [HOMEPAGE]