だらだら日記

2009年12月24日(木) LC162話感想

クリスマス時期にクリスマス絡みエピソード?ロストキャンバス162話感想。

あの人にも可愛い時期があったなんて……。
まさか、そこに繋がりがあったとは。これからは「三人の決着」とばかり言ってないで、パンドラ様のことも混ぜてあげてくださいな。

久々の主人公ターン、久々のテンマ・サーシャ・シオン・レグルスの台詞だ活躍だっ……と思っていたのですが、基本的には前回同様、杳馬大活躍の印象が強かったです。
なんだかもう、ものすっごい楽しそうでした、杳馬パパ(笑)。
マーブル模様背負いつつのにこやかな「愛しの息子」発言&いきなりの抱擁とかね(笑)。でも、いざ抱きしめちゃったら、笑っちゃいても目が笑ってないのがすごいや杳馬。
水星の守り人として他の冥闘士が登場しないということは、一応杳馬が水星の守り人ということで間違いないのか。
……いやさ、もう、あとの魔宮いらなくね? ラダマンでさえ、杳馬の後だと霞みかねない気がしちゃう(苦笑)。

ただ、テンマに語られる過去話のこと思うと、杳馬が第一の魔宮の守り人するのも仕方ないような気はしてくるんですよね。結構な一大真実が明かされるので、これがもっと最後の方できてたなら、「ここにきていきなりかよ!」と叫んじゃいそうだ(汗)。
パンドラ様、テンマと知り合いだったんですね……。
特にテンマのことを覚えてないか、覚えていてもあの赤ん坊のテンマと天馬星座の聖闘士とを結び付けて考えていないだけなのか、それはまだ分からないけれど。ハーデスの姉の立場だけじゃなく、テンマの幼馴染の立場までサーシャにぶん取られてたのか、パンドラ様。
NDは、ひょっとしたら、器と魂は別々に生まれているわけではなく、元々器が魂を内包して生まれた上で覚醒する形なんじゃないかと思えるのですが、LCは原作と同様に魂と器がバラバラに生まれていたということなんだろうか。
6巻で、パンドラ様が「本来なら自分が器の少年の姉」と言っていたけれど、あれは本当であれば器も魂もともにパンドラの弟として生まれてくるはずだった、ということになるのかなあ。でも、アテナの介入により、器は別の親から生まれることに……ということになったとか?
それとも、ここで普通にアローンが生まれてたりするんだろうか。更にこの後にサーシャが生まれるか、男女双子で生まれるかするなら、設定矛盾はないことになるのかな。でも、それだと、なぜパンドラ様と離れ離れに……とか、なぜ孤児に……という部分で疑問がわいてくるんだよね(汗)。

子どもの頃のパンドラ様は本当に可愛らしく、幸せそうでした。赤ん坊のテンマに必死に手を伸ばすコマなんて、背中側から描かれてるのにきゅんとくる可愛さでしたよ。ほっぺた触りたかったのかな。パンドラ様のために、テンマごと身を屈めてくれるパルティータさんも素敵。
だけど、この後に原作のパンドラと同じ悲劇が訪れたんじゃないかと思えるだけに、なんだかちょっと読んでて気が詰まるようで……。
杳馬の、「未来の我らの主の誕生ってわけだ」って、パンドラの家に仕える使用人として未来の当主を待つ言葉ではなく、冥闘士として冥王を待つ裏の意味がある気がしてしょうがない(汗)。だって、本当だったら、この時点では弟が生まれることは確定事項じゃないんだから、生まれてくるのが「未来の主」になるとは決まってないんだもの。
もし、本当に原作のように、弟が生まれたことで屋敷の人が続々死んでいくことになるなら、クリスマスが悲劇の始まりになるんだよね……。なんという話をイブにやってるんだロスキャン。
ハーデスの魂の生まれた日と、器の生まれた日が同日であれば、アローンはクリスマス生まれということになるんですね。生年月日としては山羊座なんだ……。ほんの二十日ほどのことと言っても、孤児院で年上がいなかったというテンマの言葉は、嘘のないものだったということになるのかな。
そう言えば、テンマがイタリア出身確定なのだから、パンドラ様もイタリア出身ということになるはずですよね。パンドラ様も原作と出身地違う人の一人になるわけですね。

それにしても、魔星に目覚めるの、人によってかなり時間差があるんですね。
サーシャが、シジフォスがサーシャを迎えにきた時にはもう魔星が目覚めていたと言ってはいたけれど、アレを読んだ頃は、せいぜい5年前〜2年前の開きがあるくらいかと思ってました。
ハーデスが生まれる前から目覚める人もいるんだなあ。しかも一人二人というわけでもなさそうで。19ページ目の様子を見る限り、パンドラ様のお屋敷に仕えてた冥闘士が杳馬だけじゃない可能性もありそう。パルティータさんが巻き込まれってわけじゃなく、冥闘士だったけど……ってことは流石にないか。冥闘士だったら、一応不死設定つくわけだから、テンマが孤児にならないだろうし。
あ、というか、あの城がそのままパンドラ様の家とは限らないのか。
もし、魔星が集う地というのが広範囲の意味ではなく、ジャストミートでパンドラ屋敷のことだとしたら、そこに向かった天馬星座はわざわざハーデスの側に生まれようとしたことになるんだろうか。それともハーデスが天馬星座を呼んだ形になるのかしら。LCのハーデスは天馬星座好き過ぎなんでやりかねんような気もしてくるよ。(でもあの天馬星座好き過ぎオーラ、半分どころじゃなく、アローンのせいだと思ってたYO!)

杳馬、使用人の中でもわりとお偉いさんだったのかな……。当然、家柄は良くないわけだけど、超優秀で取り立てられてたりとか。なんか、カルバニア物語でたとえるなら、カフたちくらいの待遇に思えた。
ちょうど、パルティータさんが乳母となったりするのかなあ。そしたら、テンマはパンドラ様弟妹の乳兄弟になってたかもしれないのか。
ところで、例のパンドラ様の生娘発言、杳馬が登場してからは、「そりゃこれが側にいてはパンドラ様が非処女でもしかたあるまい、そうかそうかそういうことか」と半ネタ的に考えてたんですが、今回の話で使用人設定知っちゃったら、どこのポルノ小説だよって感じになっちゃうんでネタにもしづらくなりました……。
パンドラ様は、とりあえず、発言に色々気をつけたほうがいいと思うの。あんなのが側にいるなら余計に。不用意なことは言っちゃいけません。お嬢様なんだもの、ね?

とりあえず、やっぱ父親の記憶はないんだな、テンマ。
でも、母と自分を捨てたという認識があるからか、覚えのあるないに関わらず、父親のことは嫌いみたいだ。パルティータさんは、孤児院に引き取られるまでは生きてたのかな……?
父親が冥闘士になりましたってのと、冥闘士が父親になりましたってのとでは、ちょっとのことで開きが大きいような気がする。そういう意味では、トクサとかぶらないっちゃかぶらないわけか、身内戦闘といっても。
テンマが杳馬蹴っ飛ばした時のサーシャの表情が可愛いなあ。

可愛いといえば、ちょびっとしか登場してないけど、レグルスも色々可愛かったです。
まず、「どんな奴と戦えるのかな」ってのが、ずいぶん余裕で楽しそうで可愛い。
準備体操も可愛い。
「冥闘士の気配みたいなの」という台詞もやけに可愛い。
でも、杳馬はちゃんと魔宮にいるわけだから、気配を感じないのは杳馬がすごいの? レグルスがダメなの??

テンマは、シオンのことも呼び捨てなんだなあ……。


今回、色紙プレゼントは応募券を使うものではなく、アンケートで申し込むようですね。
当たらないだろうけど、出すだけ出すさ〜。テンマの笑顔、可愛かった……!


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