2009年10月15日(木) |
LC153話感想+ユズ外伝感想、他2本 |
今日はわさわさ本を買ってきました。 まず二夜連続のはずが一挙放送って感じになってるロストキャンバス153話感想、なぜかバイオ感想と化してるユズリハ外伝感想、最終回なのでムラマサ感想、今回は慌ててMiSORA感想と一気に書いてます。 甘美男子茶房とロゼッタとゴーストハント11巻はさすがに後日に回します。 クレイドルはもやむブログで書いてますので。
うみねこも、今日はさすがに見られないなあ(汗)。 折角マニゴルドが小野D声なんだからマニゴルドに「ここでチェス盤をひっくり返すぜ!」って言って欲しいです(笑)。
* ものすごいテンション上がったのにユズリハ外伝に食われたロストキャンバス153話感想。
お兄ちゃんが眩しすぎてなんかもう別次元。 これが本当のアナザーディメンション。
お兄ちゃん、真面目に真剣に眩しい感じの人でした。そうだよ、こういう感じの人イメージしてたんだよ、あんなアーレス教皇じゃなくて(笑)。しかも、弟を疎んじてないだけ、ある意味サガと比べても驚きの白さって感じだ(笑/自分の中でのサガとカノンの関係イメージを語りだすと長くなるからここでは割愛)。 なんというか、白と黒の落差が激しい印象だな、アスプロス。 単純にアーレス教皇と同じ服装のせいでこっちのイメージ引きずられてるだけかもしれないけど、黒いアスプロスはやっぱりアーレス教皇みたいなノリノリ悪党っぽいイメージ強いんだよなあ。セージ様の……なんて言うんだあれ……絵?を壊してたあれがいかんのかしら。 原作のサガは、白い人も黒い人も考え方は違えど目指す方向は正義だったと思うんですよね。それと比べて、アーレス教皇は子供向けを意識しすぎたのか普通に悪役っぽい感じ。イメージ的に、いきすぎた独裁者とマフィアのボスって感じか?(独断と偏見) あ、でも、アニメは善サガも原作より若干白色度高かったような。映画で星矢を導いてくれてたり、ポセイドン編でも励ましてくれたことあったよね。
いや、とりあえず原作の話はおいておけ、自分。話がぐるぐる堂々巡ってくるから。 双子で生まれたけど一方が影として扱われ……というのは、ちょっとシドバドの設定を思い出しました。原作のカノンは、「双子というのは知られていない」という話だけれど、その理由はよく語られてなかった……ですよね。デフテロスは影として蔑まれてはいても、ちゃんと存在は知られているようで。二年前まで普通に聖域にいたのなら、アスミタや童虎と接触あっても当然か。 デフテロスもアスプロスも、お互いのことをすごく大切に思っているのが伝わってくるようで、何がどうしてどうなってデフテロスがアスプロスを殺す事態になったのか、気になって気になってしょうがないです。 アスプロスが教皇目指したのって、デフテロスが胸張って生きられるようにしてあげたかったからじゃないのかなあ。誰にも文句を言わせない立場として。デフテロスはデフテロスで、「お前は邁進しろ」と言う台詞からはねたみや嫉みは感じられなくて、自分は影に徹してればいいか的雰囲気感じましたよ。実際のところはもっと過去が掘り下げられないと分からないけれど……。 やっぱりアレなのかなあ。アスプロス二重人格ってことなの? 見てると、歪むんだったら兄じゃなく弟だろこれって生活環境ですが、それでも兄が二重人格なの……? 「災いの星の下に生まれた」デフテロスと、「最強の聖闘士となれる星座の下に生まれた」アスプロス。実は意外と逆だったりするのかしら……ってのはしつこい考え方か(汗)。でも、生まれる双子のうち黒い方が聖域に災いをもたらすって星見でもあったなら、べた髪アスプロスが本当は凶星だった可能性もあるんじゃないかと思ってみたのですが。で、ごめんお前の方じゃなかったやとでもきたらぐれるかなとか。 ……あ、でも、セージ様がそんなしょもいミスしそうにないや(汗)。それに、きっとべた髪アスプロスも、カラーだとアニメカラー準拠で特に黒髪でもなかったりするんだろうよ(笑)。
前回、火星の魔宮を見て、ちょっと双児宮を思い出すなあと思ってたのですが、実際に似た雰囲気という設定だったんですね。 一緒に過ごしてたってのがまた泣けるんですが……。 アスプロスと違って訓練もろくにさせてもらえなかったっぽいデフテロスが、あれだけ喧嘩鬼しててアナザーディメンションも使えて、アスミタの言うことにはギャクシアンエクスプロージョンも使えそうってことは、アスプロスがずっと指導してたんじゃないかという気がします。自分が教えてもらったことは、すべて弟にも伝えていたんじゃないかと。それだと、教皇しか知らないことを教皇候補だったアスプロスが知った時にデフテロスにも伝えていたという流れで、何故デフテロスがアテナの聖衣の秘密を知っていたかの理由になりそうなんですが。 ああもう、お兄ちゃんすごい弟好きだったのかなって気がするよ。デフはデフでお兄ちゃん好きだったんじゃないのかよ。もうほんとに何があってあんな見開き死体のあんな事態になっちゃうんだよ……。 サガみたく黒人格があったから教皇にさせてもらえなかったのかもしれないけど、教皇になれなかったから黒人格が生まれたのかもしれないし、とりあえずアスプロスのことが気になりすぎです。 基本お兄ちゃんの方が強くて、それでも二年前にデフテロスに負けたのなら、弟好きなアスプロスの部分が助けてくれてたのかもしれないなあとちょっと思った。うん、アスプロスがデフテロスのこと好きなのは、本当の気持ちであって欲しいよ、やっぱ。 そういえば、アスプロスの名前は「白」という意味らしいですが、双子の片方が黒かったのでついつけた名前だったりするのかなあと今回見て思った(笑)。日焼けでも火焼けでもなかったのか、デフテロス。
デフとアスミタが旧友と言う設定が、見た目や周囲の差別にこだわらず、デフテロス自身と付き合ってくれてたようで、改めて好きになりました。 私の見たデフテロスは正義だ!とかやってたならいいよ、アスミタ(笑)。
asの「遠くまで」って歌をリピート再生しながら感想書いてました、今回。どうしよう、私結構アスデフ好きなのかもしれない(苦笑)。
* 期待してたキャラのポジションが期待以上だったユズリハ外伝感想。
前髪(仮)きたーーーーー!!! なんで前髪で顔隠してたのかもよく分かったー! っていうか、色々な全てがよく分かった!! ……でもこれ、これだけ読んでも話も面白さも分からないと思っちゃうのは私だけ?
さてさて、そんなわけで、朝からのアスプロステンションを一気にトクサテンションに変えてくれたユズリハ外伝の感想です。 聖闘士目指す→嫁ぐことにする→やっぱ聖闘士にという流れ、予告だけ見た時はなんじゃらほいでしたが、読んだら全然おかしくない流れでした。 女の聖闘士になるということは、女としては生きられなくなること。聖闘士になったら子孫を残せなくなる。だったら、血を残すためには聖闘士の道を捨てて、女として生きる必要があるってことなんですよね。(もっとも、顔を見られた相手を愛する道があるんだから、普通に子作りしてもいいんじゃね?と思わなくもない)(とはいえ、聖闘士になったら基本戦死の可能性が上がるんだから、どの道血は残せなくなりそうな気もする) そして、血を絶やしても戦う道を選んだから、再び聖闘士を目指すことになった。 その再び戦う理由というのが、確かにこれは聖闘士目指すわとしか言いようのないもので……! しかも、待ちに待ってたあん畜生の関わることで……!! もうね、もうこれでテンション上がらなかったら何で上がるんだよってくらい、テンション上がりました!
と、とりあえず、落ち着いて冒頭から行きますか。 そういえばチベットは鳥葬文化だったよなあ。でも、私の記憶が確かなら、結構食べやすくするためとか言って亡骸砕いてたりしたような。ユズリハ、パワフル……? ここで、「トクサは遺体が見つからなかった」ときたんだから、後からトクサが登場することを考えないといけなかったのに、何も考えずに読んでました(苦笑)。 お葬式用の衣装なんだろうか、バッと脱いでジャンプするユズリハがえらいきれいでした。なんだろう、本当に……嫁ぐと決めているからか、手代木さんの少女マンガ描くぞの気合いのせいか、LC本編よりずっと女性的な雰囲気だと思いました。うん、やっぱきれいだ、ここのユズリハ。(普段がきれいじゃないといいたいわけじゃなく)
聖戦説明では、久々に見たアイアコスにうきうきしました(笑)。三巨頭+輝火なので、冥王面子は非常に納得。聖域の方は……なぜユンカースなのかがよく分かりません(苦笑)。ええっ? そりゃ私もユンカースは好きですが、なぜここでユンカ? ジャミールで船探ししてた時の面子だから?? 下の方にちんまりいる耶人が、本編でユズとフラグ立ててってるとは、ここだけ見てもさっぱり分かりませんね……。
ちょうど、3話でシオンが言っていた「ジャミールの冥闘士討伐」を描いた話なのだと、9ページ目あたりで分かってきました。で、じんわり感動。ちょっとした描写を一つの話に膨らませられるって、なんかかっこいい。元々二巻程度で(プロローグ的に?)終わらせる話だったというから、あの時点でここまで具体的な物語を考えていたわけでもないんでしょうが……。ユズリハ外伝、本当にもうアレがこうなってこうだからそうなのか!と感動しまくりの内容でした。改めて言っちゃうよ(苦笑)。 ハクレイ様に憎まれ口なシオンが超可愛い。「用でもなけりゃ来ませんよ」って、お前……! なんだかんだで弟子可愛いハクレイ様と、なんだかんだで心配してくれる親心が嬉しいシオンと、どっちも可愛すぎてによによでした。
ユズリハが普段から使ってるストールが、嫁入り衣装だと判明する回想シーン。外伝はいいですねっ。回想=死亡フラグじゃないから(笑)。生きてるユズリハと死んじゃったトクサだから、死なない死なない。……と思っていたらあっさり裏切られました。 それは後の話として、この回想、トクサがやたら可愛くてですね。まったくもって、もったいないぜ、こんなキャラが既に死亡済みで本編に登場しないとは……と溜息はきつつ首振りたくなるような気分でした。 イメージ的に、ユズリハって魔鈴さんに近いものがあって、いっそトクサが斗馬みたいに天闘士してればいいのにね……という会話してたこともありました。でも、これ天界編じゃないもんね、冥王神話だもんね……と思ってたんですが。 そうだよ、これ冥王神話だったんだよ。 天闘士じゃなくて冥闘士として再会するなら、普通にある話だったんだよ。 「我が一族より魔星が」の台詞に、そうか冥闘士だったのかトクサ……!と大興奮したところでめくってきゃー。
お前トクサだったんか……!!
そりゃあねえ……そりゃあ、髪で顔も隠すわねえ。あの眉毛が見えた瞬間に正体分かるような眉だもんね。 でかい顔して守り人しててもおかしくないキャラだったのね……身内から生じた魔って、NDだと水鏡先生、原作だと瞬レベルのポジションなんだもの。 比較的若そうとは思ってたけれど、下手すると冥闘士じゃ最年少くらいの若さなんじゃ、トクサ。……あ、チェシャがいたか。それでも、若い方ではあると思う。ガルーダ船では最年少くらいの立場だったんじゃ? で、守り人級のキャラがバイオレートより弱いってのも、トクサの設定からすると納得なのよ。バイオは思いっきり武力+防御力の戦士だけど、積尸気系の技ってRPGだったら魔法タイプだと思う。あんな無謀技なガルーダフラップ喰らったら、防御力が足りんわきっと……。だから、正確にはバイオより弱いというより、バイオとタイプ違う強さの持ち主だったということなんでしょう。スタンドは、それこそ同系統でガルーダフラップに耐えられないんだから、バイオより弱いのは確かなんでしょうが。 7巻の時点で、この設定はあったのかな。それで「こんなこと言える立場じゃない」とトクサ(ユズリハ内イメージ?)は言ってたのかな。 如意霊臨がシオンに効いたのはユズのことを庇ったからなんでしょうが、それを差し引いてもなかなか強そうな技だし、ユズの弟でシオンの兄弟弟子だし、この子が新三巨頭でもちっともおかしくないような気がしますよ。
考えてみたら、LCでもNDでも、シオンは共に修行に励んだ相手が冥闘士になってしまうんですね。またこれが、NDでは正にその立場だった水鏡先生と同じ星のガルーダのところに、LCでの裏切り立場のトクサがいたってのが面白いです。つられて水鏡のことも思い出し気になりしてしまうではないか(笑)。 でも、トクサは冥闘士になったことで両親を殺しているけれど、水鏡先生はそこまで極端な人じゃないと信じてる……。冥闘士として再会したあの時も、天馬を助けてくれたんだって思ってますよ。ダメ……?
閑話休題。 ユズリハ外伝、ユズ生存の道が断たれるかと思ってましたが、逆にユズリハ復活フラグかもしれないですね。(……つか、守り人でハヌマーンが登場したことはちっとも水鏡復活登場フラグではなかったようで) トクサとシオンの再戦かもしれませんが、できれば今度はユズ自身の手で決着つけて欲しいような。それだとシオンの言うように「冥闘士のやり方と同じ」になっちゃうかもしれませんが……。 トクサが、ユニティほどじゃないまでもわりとシスコン路線を行くキャラだったので、ユズのためというよりトクサのためにユズの手で決着つけてあげて欲しいんだけどな。 ユズリハが女の道を捨てて戦士を目指すことを良しと思ってなかったトクサの側に、ガルーダ船の夫婦がいたというのも、なんだか面白い話です。傷だらけであっても、バイオは女として戦ってたと思うんだけどね、気持ちの上で。
〆がバイオで終わっちゃったよ(苦笑)。
* 最終回面白かったムラマサ感想。
俺たちの戦いは終わらないエンドではあるけれど、ほんわかあったかい良いラストでした。 腕の代わりになる、足の代わりになる……でほろっときました。その後、早速会の名前で落とされましたが(笑)。ああもう、本当に白パパ好きだな。 SODの面々も、みんな無事だったようで。人死にのない優しい話だったなあ。 吹雪お兄ちゃんは制服似合いすぎて可愛いし。でも、兄と父と母だからということなら、3分の2で男分の方が強いと思うので、女装はただの趣味だと思う……。 必勝と呼ぼうとして、名字が変わったからと「白くん」と呼ぶのぞみちゃんの可愛さに萌えた。それをきっかけに(というか口実に?)名前呼びに変えたんだって感じで。この二人のラブコメっぷりはたまらんです。 白の呪いは解けずに終わってますが、まあ肝心の場面ではのぞみちゃんがエロい格好してるだろうから何の問題もなかろう。
ずっと、面白い作品としてアンケート出し続けていた大好き作品だっただけに、最終話はやっぱり寂しいです。単行本で変に端折られませんように……。
* 今回は発売当日に書けましたMiSORA組感想。
といっても、まだクレイドル感想書いてないので駆け足ダッシュで。 啓のお母さんの、世間体を気にしまくったり自分の理想を押し付けちゃう姿勢を「歪んでる」と捉え、今の啓となら理解しあえると思った……んじゃないじゃないか微妙に。啓が大変なら自分が助けたいと思ったんじゃんか。というか、大変な立場になっていれば、自分でも助けることが出来る……という発想かな。 前回の感想にも書いたけど、ちっとも変わらない啓ちゃんだから、よけいに悔しくて、よけいに好きになったんだろうな、唯。 案の定、「男なのに大きくなれてない」のがコンプレックスだったのも可愛いぜ。 唯が啓ちゃんを好きと知って、気を回しちゃうお人よし耕介は、やっぱ参戦は出来なさそうだ。 啓自身、唯が自分のこと好きなの知ったので、こっから少し関係は変わっていくのかな。 残る問題は、啓ちゃんの男嫌いか……。理由が分かれば解決にも繋がるかもしれないけど、こっちも細かいことは啓自身覚えてないんだもんね。
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