2009年02月19日(木) |
LC121話感想は当然地獣感想 |
テンション上がったり下がったりロストキャンバス121話感想。
あの日サガに取り付く亡者になりたかった。今はバイオレートに取り付く亡者になりたい。 もう超真剣。
前回、あのプラズマみたいなボルトの時と同じような画面効果で終わっていたので、必殺技顔面直撃かよヒデェと思ってたものですが、実は普通パンチだったらしい。しかし、ふっ飛ばしでも外れなかったマスクは、普通パンチでもしっかり外れてくれました。わーい。(といっても、ベヒーモスのマスクかっこよくて好きなんだが) レグルスVSバイオレート戦、決着しました。バイオ負けたら死んじゃって、そしたらすごく泣いちゃうだろうなあ……と想像してましたが、とりあえず今はまだ泣いてないです。これまでの冥闘士たちの最期のように明確に死んだと感じられる表現ではなかったため、どっちとも判断つかずに、どうにもぽっかり宙ぶらりん気分。まだ死んじゃいないよー!……と思ってるけど、次号でもう死んでたと分かるんだったらどうしよう。 でも、負けちゃったことだけでも、結構ダメージ受けてます。つうかね、勝てるわけないんだけどね。勝たれても困るんだけどね。それでも、アイアコス配下ではナンバー1といっても差し支えなさそうなバイオレートが、対レグルスとなると叶わない相手に必死になってるように見えて、応援せずにおれんかったです。 自分は天才肌じゃなく努力型だと主張されちゃって、なんかもう原作の星矢たちを見ちゃってる気分になってましたよ。青銅からこつこつ頑張って、色んな敵と戦って、最後には神聖衣を纏うほどの能力を得ていた星矢たちを。と言っても、星矢たちだと「むしろこいつらこそ天才?」って感じで、能力の枠や幅を感じさせなかったのに、バイオレートはどうしたってレグルスに届かないのが悲しいなあ。それって、結局アイアコスにも届かないってことになるんだろうなと思えて、最後に空を仰ぐ姿が切なくてなあ……。 バイオにとっての「空」って、そのままアイアコスを指してるんでしょうね。恋愛的な意味に狭めなくとも、ずっと「空」に憧れてたバイオレートがアイアコスに「俺の片翼よ」と言ってもらえたことは、本当に大きい意味があったんだろうなあ。そりゃあ舞い上がっちゃうわなあ……。
バイオレートって、彼女自身は特に必殺技を持たない人だったんですね。本当に腕力・防御力ついでに小宇宙だけの人って感じなのかな。 我鳴使えそうな格好になってまで頑張ってたのになぁ。……いや、うん、脱衣だけで紫龍と思うわけでは。紫龍は「なぜここで脱ぐ」というタイミングでも脱ぎまくってましたが、バイオレートは亡者を吹っ飛ばすためなので意味がある脱衣なのですよっ。たとえ下半身とナックルは死守してても! ……いや見てると結構足元も取り付かれてんのになあと……。身一つ突貫の決意の表れだから、腕パーツ外すだけでいいってことかな。……あれ、それってやっぱり紫龍系? 失明ネタが来るまでバイオレートが紫龍イメージとは言えないぜっ……とも思ってますが、いっそバイオレートじゃなくてレグルスで失明ネタが来てしまえばいいのに……。レグルスが嫌いってわけではもちろんなくて、むしろ大好きなんだけど、最後の最後にバイオレートが一矢報いてくれてもいいじゃんって思っちゃうのよ。「見る」が特技だと告白されちゃってるんだし、ちょっとくらい牙を折っておいてもいいと思うのね。 いっつも聖域側はすっきり死んじゃってるんだからさ、たまには冥王側で「よく頑張った!」と言ってあげられることがあってもいいじゃないのかい……? 逆に、聖域側でも「こんなところで死ねない、死にたくない」と思いながらも死んでいく主役キャラがいてもいいんじゃないかと思うんですよね。つうか、レグルスみたいな子供にあんまりすっきり死んでほしくもないんだよ。悔いておかしくない若さではないかい? 中学生くらいっしょ? バイオレート倒して、このままアイアコス戦に繋がって、普通に倒しちゃうんだろうけど、いっそ負けちゃった方がいいんじゃないかと、そんな風にも思えちまって。ほんと、レグルスのことが嫌いなわけでは全然ないんですが……。 ああ、でも、ロス兄さんも死んだの今のレグルスとそう変わらんくらいの年なんだろうなあ。上になのか下になのかは分からんけど。ロス兄はやっぱり納得尽くで死んでそうな気がする……聖闘士という生き物は……。
えー、てなわけで、猫目は見破りモードだったらしいレグルスくん。単純に睨んでたわけじゃなかったということなんですね。そういえば、最初にバイオと組み合ってた時にも押し返す時に猫目だったなあ。 さっき、バイオレートのことを原作の星矢たちを思い出すと言った口で、矛盾したことを言うようですが、レグルスのこともある意味原作の星矢たちを思い出します。相手がどんなに強いようでも、超えようという意志で超えていける子たち。なんだかんだいって、最終的には七感どころか八感に目覚めたりしてるんだもん……ずるい……。 技の本質を見破ってあっさり自分のものにできちゃうのもね……氷河とかわりとそんな感じだったなあ、と……。しかし、人間の身で亡者操るってそんな簡単にできるものなのか(笑)。小宇宙ってすごい。改めて理屈じゃないや。 本当に、このままレグルスが死なずに成長してたら、どれだけの強さになってたんだろう。そんなレグルスがこの聖戦で生き残れないってのは、微妙にバイオの呪いっぽい気もするだすよ。 ところで、超天才級レグルス、人の気持ちがいまいち分かってないという自覚はちゃんとあったんですね。自覚なく傷つけて、傷つけたことも分かっちゃいないくらいなのかと思ってたけど、さすがにそういうわけでもなかったんだ……(苦笑)。バイオに対して「お前の拳には重みがない」と言っちゃうのが、結構神経逆撫で発言に思えてハラハラしてたものですが(汗)。 自分の言動で耶人がふてくされた時も、単にムッとしてるだけでなく、やっちゃった感もそれなりに感じてたのかな。でも、レグルスが強いのは悪いことじゃないんだし、どうしたらいいかなんて分からないよなあ……。 レグルスとバイオレートって、タイプは違うけど双方「自分には戦いしかない」と思いつめてるところは似てるのかも、とちょっと思った。
次はいよいよアイアコス戦? アイアコスは平気で雑兵巻き込み攻撃してた人だし、ガルーダフラップに耐えられなかった部下もたくさんいるんだろうし、バイオレートも使い捨てにされちゃうのかなあ。それとも、ちょっとくらいは贔屓してもらえてるのかなあ……。 バイオレートがあんまり健気なんで夫婦展開きてほしい気もするけど、本当に潔いほど能力主義だからバイオが頑張ってたという方がしっくりくる気もして、なんかもう……なんかもう……。 話は面白かったし続きも気になるけど、同じくらい木曜日になるのがすごく嫌……(苦笑)。 あと、バイオレートの破れたアンダーがP259で復活してたのは「小宇宙と書いて乙女心と読む」のなせる技と思うことにした。
* 小宇宙通信第9回はなぜかミーノス設定画。本当に何故。アルバフィカより先とか何故。でも、少なくともアルバVSミーノスまではアニメでやるってことですよね。 聞いた話、アニメは全13話だとか。1クールで出来る範囲はよく分からないけど、大体コミックス1巻分で2話作れると仮定してみると、きりよく「何もかも抱えて突っ切ってやるぜ」までやるのかも……。それとも、ハーデス急襲から無理に完結の方向に話を持ってくのかな……? カルディアやデジェルは無理かもしれないけど、バイオレートは登場できるかな、時期的に……。バイオがアニメに登場できるなら、声はやっぱり斎賀さんがいいんだけどなあ。
次回は手代木さんとカッキーの対談特集。お顔、見たいような見たくないような……(苦笑)。
* ND15話の感想は、やはりさらっとすませるしかなさそうです。面白いんだけど……LCで時間食う……。 沙織さんがどんどん可愛くなっていく(笑)。天界編のプロモっぽいマンガでも可愛いなあと思ってましたが、髪を切るのにためらわなかったり「短くしたかったの」と笑って言っちゃうのが本当に可愛いと思いました。 あと、瞬の好みはロングなのかと思った(笑)。だからジュネは長かったのね……(笑)。ここで「ジュネの髪が長いから」とは思えないところがアンドロメダ島の可哀想なところ。 月衛士と書いてサテライトと読むのも、ウサ耳な鎧も好きだなあアルテミス神殿。
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