前触れもなく彦根に遊びに行ってきました。
六施設無料+お抹茶一杯サービス、さらに提携施設で特典のつくパスポート1500円購入して、まずは埋木舎へ。この辺はまだ普通に古い〜面白い〜と思って見てたのですが、続いて入った開国記念館からは展示物より展示方法に目が行くように(苦笑)。ハレパネの隅がくしゃってなってると、落としたのかなって思う。辺を真っ直ぐ裁ててないと、やっちゃったんだなあと思う。 庭のきれいな玄宮園で、お抹茶のんできました。まだ紅葉シーズンではありませんでしたが、景色はとても良かったです。ここで写真をパチパチと。楽々園も面白かったです。中は入れないから、外から見ただけなんですが。 馬屋でも写真パチパチ。この辺は、ほとんど資料気分でした(苦笑)。実際のとこ、日本の馬は足太くて短くて、ぱっと見かっこよくはないよね……。 夢京橋キャッスルロードでパスポート利用しつつ親子丼を食べ(近江牛は高いので諦めた)、夢京橋あかり館へ。まちなか博物館では立派な図録を配ってて驚きました。そりゃ、実際にはパスポート買ってるから無料で入館したわけじゃないけど、ほとんどタダ気分だったので。
彦根城の前に、彦根城博物館へ。 開国記念館より、こちらの方が面白かったです。やっぱり展示物だけじゃなく展示方法にも興味津々でしたが(笑)。焼き物はテグスで押さえるように展示してあったり、紙ものの多い展示コーナーでは他にはなかった湿度計があったり。能関係で衣装や面や、舞台もあったりしました。崩し字だいぶ読めなくなってて落ち込んだ。どっちが「は」でどっちが「に」かすらもう危うい。 「奥向き」も面白かったです。庭も地味にきれい。
彦根城では、生ひこにゃんに会えました〜。ぎりぎり時間間に合ったみたいで、最初に見た姿は撮影会のアイドルのようにポーズ取ってる後姿。それからすぐ帰ろうとしてたけど、なんとか写真も撮れました。 いちいち動きが可愛くて、男女問わず「可愛い〜」の声が上がってました。大人気。400年祭終わったらモリコロのように彦根を去ってしまうのか、それともやはりモリコロのようにアイドルとして残るのか(笑)。 天守閣内部も面白かったです。犬山城のような猿頬も面白いけど、彦根城はすごく太い梁が渡してあって、ちょっとの時代の差でつくりが違うのが興味深いです。
あと、この時期に彦根に行くって事でいちばん楽しみにしてた招き猫展〜。 ……そんな自分に自分でもセルフツッコミ入れつつ、それでも楽しんできました。愛知のばかりじゃなかったし。 単純に黒猫招き見れればいいかなくらいのつもりでいましたが、展示パネルに左フネのために存在するとしか思えない某伝承が載ってて、改めてきゅんきゅんきてました。日本では具体的にどの辺でよく言われる話なのか調べようとは思ってたけど、とりあえず長野の松代市はそれっぽいのかな、大明神……。しかし、なぜ日本でもヨーロッパでも「黒猫」なんだろ。 ネタにする気満々でいるのに、いまだに生地のままのネタでしか自分の中になくて、プロットにすら入れてない。間に合うのか、冬……。
帰りの電車内で都会のトム&ソーヤ5巻読了。感想は書いてもまた後日にということで。面白かったけど、真面目に書くと長くなりそう。
* 首輪の話便乗。 日本でも平安期猫に首輪してたという可愛い話は知ってるので昔からあるのは分かるんですけど、十数年前には犬猫供出してたような時代だとどうなんだというのが分からなく。(……って、犬だけだっけ。猫なかったっけ?) 考えてみたら物資的にはそれこそ高度成長はいってるから余裕はある……のかな? いっぺん真面目に調べてみないと駄目かなあと思っていたけど、ひとつ手っ取り早い方法があることに気づきました。 「親に聞く」。 輝雄さんよりは年齢的に若い(と思う)のですが、昭和三十年には生きてた人間なので。猫は自分でもまわりでも飼ってたと聞いていたし。 返ってきた答えは、「しないしない」「そんなの見たことない」でした。都会だとまた別かもしれないけど、一方の親は名古屋……は大いなる田舎か。 ついでに、テレビは昭和32年に買ったそうで。田舎基準で、早くも遅くもなかったそうです。それでも近所の人が見に来るくらいの時代だったらしい。
しかし、自分とこ及び近所基準でばかり物を見ても、昨日の迷子猫のように家それぞれね……なこともあるので、一般的にどうだったのかは結局よく分かってないな。 古今東西森羅万象調べる術はあるはずなので、本腰入れればいいのかもしれないけれど、とりあえずそれより原稿優先させた方がいい気がしてきた。コミケ受かってますように!
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