9月14日、黒猫のお嬢ちゃんがいなくなった。
今年の夏の暑さにやられてしまったせいか、あっという間にやせ細り、体中かさぶただらけになってしまった。あまりに急激なやせ方だったから、腎臓をやられてしまったのかもしれない。
毎日体を拭いて、薬を塗って、撫でて、日に日にやせて動きが鈍くなるのを感じていたが、一週間ほど前から急に顔つきが変わったのを見て、覚悟はしていた。

…いたけれど、やっぱり辛いなぁ。

14日の早朝、玄関の前に小さな小さな糞を残して、それきりお嬢はいなくなってしまった。前日の夜、猫缶1つと山羊ミルク、水を飲んでいたし、足取りは少し戻っていたのに。
ガチャと同い年の姪っ子猫。
警戒心が強くて、中々育たなくて小さいままだったが、今年に入ってからやけに甘えたになっていた。
残された母猫チビコは、最後まで親離れしないでべったりだった娘を探しているみたいに時々辺りを見回している。

後１度、こんなふうに見送らないといけない。

みょう ｜HomePage

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