みょうの日記
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| 2004年06月02日(水) |
子どもを子ども扱いするな |
このところ、次から次へとショッキングな事件が続いて、異常な事件を異常とも思えなくなってきているのが、我ながら恐ろしい。 心のどこかにやっぱり遠くの世界の出来事という意識があるせいかもしれない。
今朝のテレビではさまざまな見識者が、加害少女に関して意見を述べていたが、そのどれもが思春期の不安定な精神状態の中で起こった不幸な事件という見解だった。このぐらいの子どもが明確な殺意をもって人を殺傷するという意識はない、というのだ。 しかし、事件を鑑みれば明確な殺意なくして起こり得た事件だったかどうか、はっきりしているのではないか。 ひるがえって同じ年頃の自分を思い出せば、決して何も考えていない無垢な少女ではなかった。 今の世の中、子どもを一くくりに【無垢で幼いもの】という枠に収めようとする風潮があるように思えてならない。そのぐらい理解していてもおかしくないよ、という年の子どもに対してさえ「まだ子どもだから」という一言で、過剰に庇護しようとする傾向がある。 「まだ○才だから」という見方ではなく、つねに「もう○才だから」という意識で子どもに接するべきだ。 昔の子ども、とくに女の子も12歳になれば、大人扱いするには十分の年齢だった。昔は昔、今は今、という意見もあり、実際、現在の子どもは精神的に未成熟甚だしいのはわかるが、それは決して種として成長速度が緩慢になったからではない。むしろ、身体的成長は現在の方がよほど早い。 精神的に未熟なのは、ひとえに大人たちがいつまで経っても「まだ子ども」という意識でもって子どもの精神的成長を妨げているからではないだろうか。
常に囲い込みいつまでも大事に子ども扱いすれば、いくら年をとっても精神的には子どものまま決して成長することはない。 「まだ○才だから」という見方は、早急に取っ払うべきだ。 少年犯罪における事件の背景は「こんな幼い子がなぜ!?」から入ってしまうと、いつまでもそこでループするだけで、真実は見えてこないだろう。
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