みょうの日記
DiaryINDEX|past|will
長らくお付き合いしている外注さんのNさんのうちに、年老いたワンちゃんがいた。 何度かうちの会社に連れてきていたので顔見知りなのだけれど、その子が亡くなったと連絡がきた。
ポメだったと思うがチワワのように小さな体でおとなしくて、とても可愛いかった。
Nさんの家にその子がやってきたのは、5年ぐらい前で前の飼い主が訳ありで引っ越していったとき置き去りにされてしまったのだそうだ。もう年寄りといえる年齢もあって引き取り手もなく保健所に引き渡されるらしいという話を聞いたNさんは、残り後どれほど生きるものでもないのに最後がそんな寂しいんじゃあ可哀相と、手を差し延べたのだ。
歳が歳だけに1,2年ぐらいで死んでしまうだろうと言われたらしいが、結局5年生きたことになる。 最後は子宮ガンで手術のくり返しというつらい日々を送っていたが、それでも、彼女はNさんの許で余生を送れたことはとても幸せだっただろう。 その証拠に、彼女はNさんの姿が見えないと必死になって探して歩き、いつでも側にいて抱っこしてほしがったらしい。 ほんの数年しか一緒にいなかったNさんを盲目的に慕っていた彼女。
健気なだけに切なくなってしまう。彼女は彼女なりに、Nさんに救いを見たのかもしれない。 ともあれ、冥福を祈りたい。
|