てらさき雄介の日記
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2023年07月03日(月) |
部落解放同盟の大阪府連合会を訪問 |
部落解放同盟の大阪府連を訪問。日頃から交流のある神奈川県連からご紹介を頂いた。大阪は長く同和対策の「本場」であり、一方でそれだけ差別で苦しむ人も多かったということだ。
同和対策の法指定が切れて、行政が言うところの「一般対策」となった。しかし「一般」とは他でもよく使われる言葉で、悪く言えば何もしないに等しいことも。現に学校教育の現場で部落問題を取り上げることが、大阪でも少なくなっているとのこと。
差別の解消は、目の前の問題から逃げてはいけない。多少「エグく」ても正面から取り上げて、対話を繰り返し、再発防止に進んでいかねばならない。「みんなで仲良くしまよう」だけでは、問題の解決に結びつかない。これは障がい者やホームレスに対する差別も同じだ。
他都市を訪れて様々なお話を聞くのは、そこにあるノウハウと考え方を学ぶため。神奈川と大阪は事情が違う点もあるが、政治や行政の基本的な使命は、どこにあっても変わることはない。
●今日一日
【午前】 相模原から大阪へ
【午後】 部落解放同盟大阪府連合会視察/大阪市港区
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