てらさき雄介の日記
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2022年09月28日(水) |
表現の自由について市民と意見交換 |
「表現の自由」について、意見交換をしたいとの依頼があり、私は現職ではないことを申し上げた上で、ファミレスで約1時間にわたり話をした。
私のところに話があったのは、相模原市が検討している「人権条例(仮称)」に、その方とお仲間は疑問を持っていたから。また私が『市長と近いから』とのこと。
私からは、同条例の制定に賛成していること、また県でも実効性あるヘイトスピーチ防止条例が必要と考えていること、一方で表現の自由は最大限担保されるべきこと、等などを申し上げた。
和やかな雰囲気だったので、関連する別の話題にもなった。映画の「年齢指定」を増やすべきというのが、私の持論。それは映画を規制するためではなく、むしろ自由な表現を可能にするためだ。
映画キングダム2が面白くなかったのは、原則コミックの基本である合戦の怖さがなかったから。映画は子どもから大人まで楽しめることを意識したせいで、血と死を恐怖を描けなかったのだ。
確かに子どもには見せられないものもある。だから年齢指定なのだ。最初から大人しか見ない設定にして、堂々と本当の合戦を描けばいい。製作者もそれを望んでいるはずと信じている。
表現の自由とは、無制限に許されるものではない。発信者ではなく、受け入れる相手のことを考えなけれなならない。上記の市条例で規制されるべきヘイトスピーチも同様だ。言葉の暴力は確かに存在するのだから。
●今日一日
【午前】 地域まわり/相模原市中央区内
【午後】 意見交換/相模原市南区 勉強会定例会/都内
【夜】 同懇親会/同
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