てらさき雄介の日記
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2022年02月05日(土) |
観光客の増大は住民にプラスなのか |
「京都が観光で滅びる日」という本を読んでいる。著者である村山祥栄氏から直接頂いたもの。京都党の元党首で、前京都市会議員。尊敬している、旧知の政治家である。
観光客の増大は、住民にプラスなのか。その根源的な問いが、様々な事例で書かれている。私が神奈川の観光施策に感じていた、問題意識とまさに同じ視点である。
ほんの数日間だけやってくる観光客が落とすカネ。例えそれが大きな金額であったとしても、住民の懐に入るのだろうか。一部の大手資本に吸収されて、むしろ地元が厳しくなる場合もある。
風が吹けば桶屋が儲かるは、あくまで江戸時代の例え話。現在の経済政策は、具体的かつストレートに述べないと、市民の実感は得られない。
●今日一日
終日所用
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