てらさき雄介の日記
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2021年05月26日(水) 監査委員はいるが監査委員会は存在しない

昨日も書いたが、県の監査委員に就任した。議会から監査委員を選出している自治体は多い。広義でいえば行政の範疇に入るのだろうが、知事からは独立してその業務を監査する。選挙管理委員会や収用委員会のような、一線が引かれている組織になっている。

更に珍しいのは、独任制であること。監査委員会という委員会があって、その構成員として監査委員がいる訳ではない。監査委員はいるが、監査委員会は存在しないのだ。これは検察官の機能に似ている。検察官は例え周りの検察官が反対しても、たった一人で起訴する権限がある。監査委員も、個人として業務を遂行することが出来る。

一方で、どこまでいっても私は政治家。選挙を経た後に、民主党的な手続きを得て、今回も監査委員に就任している。基礎は民の声。狭い県庁内の理屈に対して、民意を背景として迫っていく。その点は議会議員の仕事と一緒である。

●今日一日

終日所用


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