てらさき雄介の日記
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2020年12月01日(火) |
津久井やまゆり園の責任者は知事である |
津久井やまゆり園の管理者“かながわ共同会”に対して、かの事件以来ずっと私は同情的な立場をとってきた。これは現場で起きた様々な間違いに目をつぶった訳ではない。その原因と解決を管理者に任せようという、県の姿勢にこそ疑問を持ったからだ。
昨年の12月。黒岩知事は唐突に県議会本会議で、津久井やまゆり園の指定管理期間と事業者の選考方法について、これまでの方針を見直すと発言。その後も、かながわ共同会について批判的な発言を繰り返した。
しかし津久井やまゆり園の設置者は県。施設の最高責任者は知事である。入所決定もサービスの提供も、知事の名前で行われている。責任者である知事が、間違いの責任を現場にとらせようという姿勢に、根本的な部分で強い違和感をもった。
福祉施設、特に障がい者施設の指定管理は難しい。原則直営が望ましいと思う。その上で管理を民間に委ねるならば、詳細にわたり注意深く見続けていく、県としての粘り強い決意が必要だ。今、それがあるとは思えない。だからしっかり持たせるように取組んでいく。
【午前】 資料確認/神奈川県庁
【午後】 立憲民主党・民権クラブ県議団会議/同 本会議(代表質問)/同
 新園舎の完成が迫っています
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