てらさき雄介の日記
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2020年11月04日(水) ハンコの対立は山梨県知事を支持する

河野行政改革大臣の「脱ハンコ」について、長崎山梨県知事が噛みついている。私は後者を支持したい。

小泉総理の時代に「痛みを伴う構造改革」が叫ばれた。結果やっていたことは社会保障費の削減だ。それを必要としているのは、本来政治が手を差し伸べるべき相手。本末転倒だった。

さてハンコ業者が悪いのだろうか。違う。ハンコは日本の文化であり、その背景のもと、ハンコが必要なルールをつくったのは政治。またハンコ業者が政治に圧力を加えた話は聞いたことがない。

自分の責任を人に押し付けている。権力ある政治が、弱い人にダメージを与えている。ハンコ業者の現状は知らないが、恐らくは元々厳しい状況だろう。

ハンコが悪いのではない。ハンコ業者が悪いのでもない。役所の手続きに意味なくハンコを使っていた政治が悪いのだ。違うアプローチが必要だ。当事者の理解を得られない「改革」は上手くいかない。

●今日一日

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