てらさき雄介の日記
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2016年12月28日(水) 父を偲んで新橋を彷徨ってみた

父は日産自動車で働いていた。銀座の本社にいたこともある。恐らくは近くで飲んでいたはず。今となってはその真偽を確かめようもないが、改めて酒好きだった父を偲びに新橋を彷徨ってみた。

4軒ハシゴした。いずれも背広組の多い居酒屋だ。最初の炉端焼き屋さんは、魚と野菜を炭火で焼いてくれた。しかし安い。1品税込で300円均一だ。品も良い。とても美味しい。酒もうまい。

二軒目以降も値段が安く、かつ居心地が良い店ばかりだ。日本の労働者は9割以上がサラリーマン。その多くが「月に○○○円」の‘小遣い’制度。毎日飲めるはずもなく、一回あたりの値段も限られている。

私は宴席は多い。平均よりも高い料理と酒が並ぶ。仕事とはいえ複雑である。市議になった時に父から言われた「お前がもらっている給料は、ものすごい金額だということを忘れるな。」

25歳で初当選。まだ何もしていない私の報酬は、30年以上同じ会社で働いている父の給料より多かった。もちろんその言葉を忘れたことはない。プロであらねばと思い続ける原点のひとつである。

●今日一日

終日お休み


赤ちょうちん、日本の風景ですね


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