てらさき雄介の日記
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2016年11月11日(金) アメリカにおける高齢者と障がい者の投票

ボルチモアからニューヨークへ移動。初めて訪れたマンハッタンの光景に目移りしない訳でもないが、今回派遣された任務はあくまで他にある。気を落ち付けて調査を行った。

一般財団法人自治体国際化協会(クレア)という団体がある。神奈川県をはじめとする地方自治体が、資金を出し合って運営されている。その名の通り世界の情報を収集・分析し、自治体にフィードバックしている。

海外にも出先機関がいくつかある。そのニューヨーク事務所を訪問した。レクチャーを受けたのは、選挙の投票における福祉的な視点。特に高齢者と障がい者の対応だ。私が関心を強く持っているテーマである。

視覚障がい者がヘッドホンで候補者の政見を知り、そのまま投票出来るシステム等、日本では想像もつかないような取組が行われていた。その背景はアメリカが連邦国家であること。つまり州独自で自由に展開が出来るのだ。

大統領選挙のような全国一斉の場合でも、投票や集計の手法は州ごとに決めることが出来る。その内容に対して国や他の州から文句が出ることもない。自分が自由にやる以上は、他の自由を認めるという精神による。

●今日一日

*県議会友好代表団

【午前】
ボルチモアからニューヨークへ移動

【午後】
一般財団法人自治体国際化協会で調査/ニューヨーク市
(アメリカにおける高齢者及び障がい者の選挙対応について)
日本貿易振興機構で調査/同
(アメリカ経済と日系企業の進出状況について)


詳細な分析でした


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