てらさき雄介の日記
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2015年03月06日(金) |
民間活力万能の時代は終わった |
平成27年度予算を審議する委員会で、民主党県議団を代表して総括質疑を行った。3人の議員で分担した。約15分という短い時間で消化不良の面はあったが、その分必ずまた続きをやりたいと、来月の選挙に臨む意欲も改めて湧きあがった。
取りあげたのは民活について。民間活力を導入することが、必ずしも県民サービスによって良いことなのか、県立がんセンターの例を挙げて行政の見解を質した。想定ほど経費節減にならない。またおカネの流れが不透明で納税者のチェックが及びにくい。更にPFI事業では珍しい契約変更が8回も行われている。その中には事業者の責任と思われる項目もある。
不採算であるからこそやらねばならぬ行政と、採算を取らねば元も子もない民間企業では、本来依って立つところが違うはず。民間のノウハウを取り入れるのは大切。一方で一線を引いて付き合わないと、必要以上に税金が民間に流れてしまう。まさに血税の使い道は、納税者自身に還元されるべきだ。民活万能の時代は終わった。
●今日一日
【午前】 予算委員会質問作成/県庁 予算委員会/同
【午後】 予算委員会/県庁
【夜】 長友よしひろ県議決意表明の会/緑区西橋本 高齢者施設会議/下九沢 事務作業/事務所
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