てらさき雄介の日記
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2015年03月04日(水) 市民サービスの向上こそ行政改革の第一

予算委員会の質問を検討している。以前から疑問だった民間活力の導入について、PFIを例に挙げて質問を行う予定。行政改革の主目的は市民サービスを向上させること。経費や組織など、内輪の話は二の次であるはずだ。

しかし指定管理者制度にしても、PFIにしても、とにかく民間企業を入れれば良しとする傾向が多い。市民から見たときに、どれだけサービスが向上しているのか、最も大切なこの評価が定量的にされていない。

また貴重な血税が必要以上に民間に流れてしまうことも、しっかり監視しなければならない。株式会社は利益を出すことを求める団体。行政とは存立の目的が本来的に異なる。ノウハウを学ぶのは重要だが、一線を引いて付き合うことが大切だ。

さて質問の内容。今の段階では頭で構想しているだけ。行政から問い合わせもあるが、まだカタチになっていないのでしょうがない。別にもったいぶっている訳ではない。委員会か本会議かに関わらず、詳細は前日くらいまでに完成させている。これまでずっとそうだった。

行政は数字と情報を多く持っている。議員には市民の声と、それを積み上げた実感があるだけ。その状況で対等な議論をするのは容易ではない。

しかし大分前の本会議で当時の松沢知事に言った。私はいわゆる‘良い答弁’を出すことを発言の目的にしていない。どのような主張をするかこそ肝要で、それが出来たかをいつも自分で採点している。

今回の質問は恐らく任期最後になる。仮に来月の県議選で落選すれば、一生で最後の議会発言ともなり兼ねない。だからこそ自分自身納得できるよう頑張りたい。

●今日一日

【午前】
地域まわり/中央区内

【午後】
団体訪問/横浜市内
予算委員会質問検討/県庁

【夜】
支援者ご親族お通夜/南区古淵
相模原市職員労働組合会議/富士見
事務作業/事務所


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