てらさき雄介の日記
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2014年02月06日(木) 「未病」の意味がわからない

平成26年度県予算案の説明があった。書類の一番最初に「未病を治す」とある。何のことだかわからない。意味不明。しかしそれ故か下に解説文がある。ならば最初からそう書けばいい。

知事は「ヘルスケアニューフロンティア」を目指して「未病を治す」と言う。これまで県職員にその意味を尋ねてきたが、それぞれに言っていることが違う。しびれをきらして「では私寺崎雄介は未病にかかっているのかいないのか」と聞くと、「寺崎さんの感じ方と日によっても違う」とくる・・・。

スローガンとして言っているだけならいい。しかし今予算案には‘未病センター’の検討予算が計上されている。市民のうちどのような人たちが、何の相談をしていいかわからないのでは、税の使い道としては不適格。

介護も医療も一定の基準がある。厳しすぎる傾向があるので、緩和は必要と考えるが、制度である以上はそれ自体を無くすことは出来ない。誰が要介護者で、誰が患者かは線が必要だ。

さて県議会の空気は白けているように感じる。「放っておいていい。そんなことに関わっているよりも、より市民生活に身近な議論をしよう。」はっきりと言う議員もいる。しかしくどいようだが税が使われていくのだ。

本当に大切な議論をないがしろにはしない。市民や地元の声はしっかり反映させる。一方で県行政と知事に誤りがあるのならば、それを指摘するのも議会の仕事。放っておく訳にはいかない。

●今日一日

【午前】
次回代表質問検討/県庁
県議会民主党役員会/同

【午後】
県議会民主党全体会議/県庁
平成26年度県予算説明会/同
県議会民主党政務調査会/同


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