てらさき雄介の日記
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2013年12月11日(水) |
政治と教育は切り離されるべき |
常任委員会の一日目。総務政策・防災警察・県民企業・環境農政の4委員会が開催された。うち県民企業常任委員会に‘外国人学校’に関するある報告がなされた。地元にいたが関係者より連絡があった。これまで検討に携わった行政関係者に敬意を表したい。その内容は我が意を得たりである。
県認可の外国人学校は、横浜中華学院・横浜山手中華学校・サンモールインターナショナルスクール・横浜インターナショナルスクール・ホライゾンジャパンインターナショナルスクール・神奈川朝鮮中高級学校・鶴見朝鮮初級学校・横浜朝鮮初級学校・川崎朝鮮初中級学校・南武朝鮮初級学校の10校である。これまで経常費の補助を行ってきた。
それを学費補助に切り替えるという内容だ。趣旨は「国際情勢・政治情勢の不安定さが、母国・民族との関連を想起させ、子ども達の教育の機会に影響を与えかねない。外国人学校に通う子ども達であっても、こうした不安定さの影響を受けることなく、安定的に教育をい受ける機会を確保する必要がある。」至極全うな考え方である。
現に朝鮮学校に対する支援は、北朝鮮のミサイル発射などを理由として、本年度から打ち切られている。朝鮮学校に通っているのは、多くが日本人と韓国人の子ども達。金正恩政権とは縁もゆかりもない。その責任を負わせるのは、理屈の上でも無理がある。もちろん人道的にも。
まして今や中国とも緊張関係になってしまった。万が一尖閣諸島周辺で紛争が起こったら、中華系学校に対する支援も止めるのだろうか。インターナショナルスクールも同様。国際社会では‘敵’と‘味方’が流動的に変わる。やはり政治と教育は切り離されるべきなのだ。
●今日一日
【午前】 朝の街頭活動/淵野辺駅北口 事務作業/事務所 行政相談(生活)/富士見
【午後】 地域まわり/中央区内
【夜】 会合(議会)/横浜市中区
中華学校にも大陸系・台湾系両方の子ども達が通っています。政治での線引きは難しいです。
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