てらさき雄介の日記
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2013年11月17日(日) 電車の中でも住民相談

韓国・京畿道を訪問。住民の相談を24時間体制で行う‘民願室’を視察した。今日は日曜日。しかし変窓口は開いている。電話相談に至っては外国語も駆使し、日本人観光客からも相談を受けている。

障がい者の方向けテレビ電話相談、北朝鮮脱北者相談など、非常に幅広い相談体制が組まれている。中でも驚きが「いつでも民願列車」だ。実際乗車して現場を見たが、多くの相談者がここにもいた。

鉄道は国鉄。その1車輛を京畿道で借り切り、なかで生活・金融・健康など複数のブースを置いて相談を受けている。私たちの乗車は30分ほどだったが、その間も人が途切れることはない。

韓国はIT先進国。その結果として住民と行政の距離が変わり、様々な要望に応える必要が出来たのだろう。試行錯誤しながらという印象もあったが、少なくとも日本では実施に至っていない。

●今日一日

【午前】
京畿道庁民願室でレクチャー/韓国・京畿道

【午後】
‘いつでも民願列車’視察/韓国・京畿道

電車の車輛を貸切って相談コーナーを設置しています


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