てらさき雄介の日記
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2012年09月14日(金) 神奈川州より特別自治市

知事が打ち出した‘神奈川州’はよく解らない。横浜市が掲げる特別自治市構想に‘対抗’しているのだろうが、県がこれまで行ってきた議論とも相容れない。何故道州制だったのか。その原点に帰るべき。

「神奈川は人口規模で1つの州になり得る。」この前提で始まっているが、これは道州制の一面しか捉えていない。人口や経済規模もひとつの要素だが、道州は究極の広域行政であり故に面積が重要なのだ。

住民の生活圏が拡大するなか、環境・交通・治安などの課題に対しては、現在の神奈川県では狭すぎ、むしろ他都県とあわせて施策を行った方が良い。これが道州制の議論を始めた前提。

また特別自治市構想を頑なに否定するのもどうか。自治体が自治権を欲しいと願うのは当然で、かく云う県も国からの‘独立’を言っているくらい。横浜市が県から独立したいと考えるのは頼もしいことではないか。

その方向性を支持しつつ、実現にあたっての課題を共同で検討した方がいい。自分の国は大騒ぎして独立しながらも、国内の地域が独立を言うと弾圧する。そのような国もある。神奈川県はもっと懐大きくあって欲しい。

●今日一日

【午前】
県議会民主党役員会/県庁

【午後】
県議会民主党全体会議/県庁
本会議(代表質問)/同
行政相談対応(教育)/同
県議会民主党全体会議/同

特別自治市構想を支持します。


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