てらさき雄介の日記
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2012年07月09日(月) |
脱法ハーブ対策を求める |
約2か月にわたった第二回定例会も本日で終了。人事の入れ替えから始まり、神奈川臨調や准看護師問題の議論など、長くて短いような会期であった。政調会の副会長として、お世話になった皆様に感謝したい。
さて今日の本会議。厚生常任委員として提案者になった意見書が、超党派の全会一致で可決成立した。脱法ハーブの被害は県内でも広がっており、特に青少年への悪影響は計り知れない。
《脱法ハーブ対策の推進強化を求める意見書》
麻薬や覚せい剤などに化学構造を似せて作られた物質を植物片に添加した、いわゆる「脱法ハーブ」による健康被害が若者を中心に増加しており、脱法ハーブを吸引後に交通事故を引き起こすなど、第三者を巻き込む事件も発生している。
脱法ハーブは、「合法ハーブ」や「お香」などと称して、店頭やインターネットで販売されているが、国民が手を出さないよう、脱法ハーブの危険性や有害性などについて、都道府県でも啓発に取り組んでいるところである。
一方、脱法ハーブに添加される物質を規制することが極めて重要であるが、これらは、化学構造の一部を変えることで、薬事法などの法規制を受けることなく流通しているものもあり、早急に実効性のある法規制をかけて排除していく必要がある。
よって政府は、脱法ハーブによる国民への危害の発生を防止するため、次の事項について速やかに実現されるよう強く要望する。
1 国内で乱用実態が認められた物質や、海外での実態から国内での乱用が懸念される物質について、迅速に薬事法で規定する指定薬物として指定すること。また、麻薬と同種の乱用のおそれがあり、かつ、同種の有害作用を有すると認められる物質について、迅速に麻薬として指定すること。
2 指定薬物について、現行の物質ごとに指定する方法を見直し、化学構造が類似した物質を包括的に規制する「包括指定」を導入すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
●今日一日
【午前】 熱海から県庁へ 事務作業/議会控室 県議会民主党役員会/同
【午後】 県議会民主党全体会議/議会控室 本会議(討論&採決)/本会議場 県議会民主党部会長会議/議会控室 9月代表・一般質問項目調整/同
【夜】 松沢しげふみ出版記念パーティー/横浜市西区 下九沢地域振興会定例会/南橋本
定例議会が終了(山下昌一朗県議が撮ってくれました)
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