てらさき雄介の日記
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2011年12月21日(水) |
新橋に向かったのは問題か |
昼間ある場所で民放某局のワイドショーを見た。すると金正日氏死去時の政府対応を批判する報道がされていた。この指摘は冷静さを欠いている点がある。少なくとも二人の対応は分けて評価すべき。
まず、山岡大臣の件は問題。北朝鮮の「重大放送」が情報として届いていなかったこと。危機管理を担当する国家公安委員長が、平日の昼間に地元選挙区に帰っていたこと。結果として安全保障会議に遅刻したこと。
一方で野田総理。街頭演説前に「重大放送」の情報を得、それが稀であることも政府内で把握していた。その上で緊急時に戻れる対応をして、近くの新橋まで街頭演説に向かい、「死去」の報を聞き官邸に急ぎ戻った。
このどこか問題なのか。言うまでもなく、北朝鮮の報道などアテにならない。結果何もなかった時に、日程を変えた‘肩透かし’をどうするのか。実際に現段階では非常事態は起こっていない。
またもうひとつ。総理が街頭で演説することは大切な公務だ。いわゆる選挙運動ではない。国民に向けてメッセージを発する機会と、不確定な情報で官邸も籠ることと、どちらが大切かと言えば前者であるはず。
繰り返しになるが、すぐに戻れる体制をつくりながら、結果戻っている。判断は誤ってはいない。対北朝鮮については一喜一憂せずに、国際社会と協力しながら体制変更に向かっていくしかない。粘り強く。
●今日一日
【午前】 支援者と朝食/中央 資料作成&事務作業/事務所
【午後】 行政相談対応(施設)/市役所 行政相談対応(スポーツ)/同 医療施設クリスマス会/下九沢 打合せ(議会)/都内
【夜】 会合(議会)/都内
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