てらさき雄介の日記
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2011年11月18日(金) |
大手が撤退する‘その時’ |
地元の中小商店街を振興する為に、大店法の規制を復活させるべき。この意見は残念ながら少ない。一度外した規制を再びかけることは、なかなか難しい決断である。だからこそ政治の仕事とも言える。
今日訪れた黒川温泉協同組合で、代表者より話を聞いて、一層その思いを強くした。以前は「地図にすら載っていなかった」温泉街を、今日のレベルに発展させたのは、まさに地元の和と団結によるものだった。
ある大手がホテルを出そうとした時に、地元の組合で規模や値段に意見したそう。宿以外のお店についても、地元に合った様態以外は認めないとのこと。この‘古い’かもしれない手法が重要である。
今はまだいい。相模原も神奈川も人口が増えているから。次から次へと、大きな店舗がやってくる。しかし将来はどうか。人口が減り始めたときに、その大手は真っ先に撤退を始める。
その時は必ずやってくる。地元の中小事業者をもっと大切にし、継続的に経営の成り立つ環境を創らねば。少なくとも税を使う投資については、隅々まで仕事がまわるような仕組が必要。
●今日一日
*産業振興・地域活性化特別委員会県外調査
【午前】 黒川温泉協同組合視察/熊本家南小国町
【午後】 熊本から相模原へ
【夜】 事務作業/事務所
黒川温泉の入湯手形
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