てらさき雄介の日記
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2011年10月27日(木) |
一番楽しみだった民進党訪問 |
この研修会の行程はあらかじめ知っていた。その中で一番楽しみだったのは、今日の“民進党訪問”である。
私は現与党国民党が採っている対中交流の促進は、台湾と日本にとって悪い話ではないと思う。その点で民進党の主張には無理があると思う。
一方で民進党は「中共より日本」と言い続けている。また長きにわたる国民党一党支配から、初めて政権交代を実現した点にも親近感がある。
党本部で面談したのは、党の広報担当と若手の地方議員。再び政権を狙っている勢いか、現国民党政権に対して鼻息は荒い。
さて国民党と民進党、日本の自民党と民主党とは、基本的なところで成り立ちが違う。
民進党は国民党政権を「外来政権」と批判し、台湾の台湾としての統治を目指している。すなわち地元密着の保守層が、民進党の地盤になっているのだ。
この研修中、幾人かの台湾人に「国民党と民進党どちらがいいか」を聞いてみた。圧倒的に「国民党」だった。訪問先が国民党の強い台北中心だったこともあるだろうが、雰囲気としては強い支持があることを感じた。
しかし世論調査を見ると、国民党有利は僅差であるらしい。選挙が終わったらいずれまた、台湾を訪問して、それでも民進党に投票した人に「何故入れ方」を聞いてみたい。
今私の所属する日本民主党は危機にある。所属する多くの議員は無言か、自信喪失に陥っている。しかし政権交代の意義は大きかった。その確信は揺らいでいない。
●今日一日
*日本青年台湾研修団に参加
【午前】 立法院表敬訪問/台北 国民党表敬訪問/同 民進党表敬訪問/同
【午後】 外交部特別講座及び座談会/台北 外交部主催送別会/同
与党国民党を訪問
野党第一党民進党を訪問
学者や学生さんと意見交換をしました
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