てらさき雄介の日記
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2011年06月25日(土) おススメ「13人の刺客」

来週本会議で登壇する。その内容は90%固まった。しかし言い回しについては迷っている。演説は両方が大切だ。

以前も書いたが、詞は出来たが曲が出来ていないというところ。単に文字(原稿)を読めばよいという訳ではない。

基本的に行政をチェックをする県議としては、厳しくハイテンションで臨む方がいいはず。

ということでレンタルビデオ店に行った。とにかく元気が出そうな作品を探す。数分店内をウロウロしたが、ふと「13人の刺客」が目にとまった。

自宅に戻って再生して見る。ああ何ということだ・・・。とても面白い。映画の公開時はそれほど有名ではなかったが、久しぶりに邦画の‘おススメ’に出会った。

後半の有無を言わさぬ殺陣。素晴らしい。また俳優も。役所広司と松方弘樹は当然として、伊原剛志、山田孝之、そして適役の稲垣吾郎がとてもいい感じである。

さてこの種の作品に、最近はよくR指定をかける。しかしどうだろうか。一定の線は必要だが、現代社会に通じる残酷さや、必ずやってくる人の死を見せることは、子どもにとっても悪いことではない。

ちなみに自分は子どもの頃‘必殺仕事人’を普通に見ていた。また‘忠臣蔵’の切腹シーンは深く記憶に残っている。そのせいだけではないが、一度しかない人生を真剣に生きようと思っている。

またこの「13人の刺客」のように、敵を切ったとき赤い血が出るのは重要。最近の時代劇は、バタバタと人を切っておいて、衣服乱れずに‘奇麗に’倒れる。そんなことはあるはずがない。

「人が生き返る」と子どもが思ってしまっているのは、より酷い内容のゲームだけでなく、以上のような安易な‘死の描写’が影響している。

ちなみに昨年の大河「龍馬伝」で感心したのは、龍馬の最期に赤い血を流させた点。この意味では「あずみ」で有名な小山ゆうも良い。娯楽漫画のなかにおいても、“奇麗な死”を一切描かない。

理屈を述べたしまった。しかしとにかくも「13人の刺客」はおススメである。是非ご覧頂きたい。

●今日一日

【午前】
行政相談(環境)/田名
県政報告資料作成/事務所
月例ミニ県政報告会(6月一般質問)/中央

【午後】
事務作業/事務所
地域まわり/中央区内

【夜】
会合(地域)/緑区中沢


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