てらさき雄介の日記
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国会の不様な光景を見て、これが期待した民主党政権なのかと、悲しい限りである。本当に泣いてしまった・・・。支援をお願いしてきた主権者に、申し訳ない気持ちでいっぱいである。
やり場のない憤りを抱えながら、一日憂鬱な気分で過ごすなかで、明大雄弁部の堀本崇先輩のことを思い出した。学生時代からずっと、発展途上国の子どもたちに、教育支援を行うことを目指されていた。
当初は政治志望だった。各党から立候補のオファーも来たと聞く。しかしついに選挙は出なかった。いつだったか酒を飲みながら、その理由を聞いたことがある。
先輩は言った。「自分のやりたいことをやるためには、政治家でない方がいい。」「在野で出来るウェイトは小さいが、直接救いたい人達のために働ける。」
一字一句その通りかは、数年経ったゆえ自信がない。しかしその真意は確認の仕様もない。先輩は既に鬼門に入っているのだから。
2006年にカンボジアで亡くなられている。孤児・極貧家庭子女の自立を目指した職業訓練所を運営し、製品販売をも行っていた。その活動中のバイク事故だった。
1996年、2000年の2度。カンボジア政府から国家建設功労第一等勲章を授与されている。賞がどうのということではないが、少なからず救われた人がいたのだろう。その人生に意義ありだ。
さて内閣不信任案の賛否で永田町は‘盛り上がって’いる。今風に言えば究極のKYだ。東北地方で避難所生活をしている人が、そのあり様をどう見ているか、人間としての想像力を働かせて欲しい。
もはや政治家と呼ばれる人たちは、皆んな辞めるべきなのかもしれない。主権者の声はそう聞こえる。すなわち私もだ。自分だけが違うと言いきれるほど、面の皮は厚くない。
18歳で政治から政治活動を始めた。既に20年が経っている。挫けそうになったことはあるが、ここまで心が折れたのは初めてのこと。今一度原点に立ち返り考えたい。
●今日一日
【午前】 質問作成/県庁 一般質問骨子調整/同
【午後】 環境農政局より事業概要説明/県庁 質問作成/同
【夜】 学校法人中野学園評議員会/東京都中野区
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