てらさき雄介の日記
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県民企業常任委員会に所属する民主党のメンバーで、青少年の抱える課題に関する施策展開の参考にすべく、1泊2日の行程で北海道まで県外調査にやって来た。
最初は空港から特急電車で約1時間半ほどにある新得町。NPO法人共働学舎を視察。引きこもりなど課題を抱えた若者が集まり、酪農を通じて自立に向けた体と心の準備をしている。
主宰者とじっくり話した。熱意ある人だ。教育が人によって左右されることを実感。曰く「食べ物はある。住む部屋もある。それでも若者がここに来る理由を考えて欲しい。」その言葉は政治家として重い。
その後は再び列車で移動。千歳市内で農業生産法人耕せ・にっぽんを視察。同じく悩める青少年たちが農作業を通じて、様々なことを学びつつ自立に向けた準備をしている。
その本人たちと話が出来た。かなり突っ込んだ話まで聞かせてくれた。全員が自分の意思でここに来ている。「自分を変える第一歩」と言う人もいたが、過酷な農作業を選んだ勇気と実践には敬意を表したい。
人間は誰でも自分の体験をこえて想像することが難しい。しかし政治家がやるべき仕事は、狭い自分自身の歩みを大きく超えたものだ。だからこそ人の痛みを自分のものとする、強い意志と柔軟な想像力が重要になってくる。
●今日一日
*終日党県議団県民企業部会県外調査
【午前】 相模原から北海道へ
【午後】 NPO法人共働学舎視察/北海道新得町
トウモロコシの出荷準備中
ブタさんもいました
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