てらさき雄介の日記
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2010年04月01日(木) 政令市の初日に

政令市の第一日。長く移行を推進してきたが、今日にそれ程の感慨を持てないの。それは何故か考えてみた。公務だから式典にも出たが、どうもしっくりこない。

ここまで議論の議論を考えてみる。移行に賛成する議員には、いわゆる権威主義があった。政令市という冠があれば、上手くいくのではという幻想だ。これが間違いであったことは、徐々に明らかになりつつある。

一方反対した議員には、それぞれの選挙事情があった。区割りされることによる自らのデメリットを、市の今後という大義名分で偽装したのだ。そういう人ほど今、次期選挙に向かってあくせくしている・・・。

地方交付税交付金をもらえるようになったことは、市単独の財政を考えれば良しとする考え方もある。しかしこれも税金。借金のつけ回しをしている結果がどうなるか、主権者はかなり以前から気が付いている。

お祝い気分はやめよう。相模原は辛い道を選んだ。それこそが故郷を覚醒させることと信じて、政治家としてかなり強く主張し続けてきた。後悔はない。いまだ気合いに満ちているから。

「政令市って何かいいことがあるの?」そう聞かれたとき、大体同じ答えをした。「政令市とは制度であり、活かすかどうかは人である。」そう政令市に相応しい自分であるか。政治に携わる人は改めて考えて欲しい。

●今日一日

【午前】
政令市移行宣言式及び中央区役所開所式/市役所
地域まわり/中央区内

【午後】
地域まわり/中央区&南区内
党支部女性局会議/中央
消防団定期整備(1-1)/上溝

政令市移行宣言式

新設の中央区役所


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