てらさき雄介の日記
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熊本県上天草市にいる。党県議団防災警察部会の県外調査だ。テーマは防災。同地域は台風による水害が幾度も起きており、その対策が市行政の大きな柱になっている。
神奈川県は半分海に囲まれている。津波・高潮対策は行政の重要な施策。そのあり方について、多くの議論が県議会で日々行われている。最近は環境面での配慮なども課題。
さて上天草。役所における説明もさることながら、元行政幹部との意見交換は更に印象に残った。‘小さい’町の経営がいかに大変か、多くの点で説得力のあるお話だった。
旧龍ヶ岳町は合併により上天草市になったが、そのことによって同地域は寂れたと言う。それが本当なら悲しい話。国の補助金は無制限であってはいけないが、少なくとも命に係る施策に格差があってはいけない。
首都圏の住民は国税で‘割り’をくっていると、問題視する声を聞くことがある。‘戻り’が少ないと言う訳だ。しかし田舎は祖父母の地。何代前かは別にして、多くの人にとってそうであるはず。
●今日一日
【午前】 熊本県上天草市へ移動
【午後】 熊本県上天草市龍ヶ岳支所にて調査 ・台風18号による被害状況 ・集団移住の実情と課題 ・災害時の体制整備
上天草市龍ヶ岳支所にて担当者より説明を聞く
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