てらさき雄介の日記
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2010年01月27日(水) 渡部恒三氏の講演

尾崎行雄記念財団の政経懇話会に久し振りに参加。今日は渡部恒三氏の講演会だった。この人は前から好きなので、とても楽しみにしながら、会場の憲政記念館に向かった。

さて渡部恒三氏。まずもって自民党離党以来、ずっとこちら側に居続けた。野党暮らしは辛かったと推察するが、信念を通してきた人と真に評価している。ありがたいことだ。

また民主党が郵政選挙で大敗した後、永田メール問題で踏んだり蹴ったりのとき、当時幹事長だった鳩山由紀夫氏の依頼により、国会対策委員長を引き受けたのも印象的だった。

厚生・通産大臣をつとめ、民主党ではまさに大顧問。この格下げとも言える人事を受け入れ、しっかりつとめられたことは、その責任感に感じいるものがあった。

さて今日の講演。参加者も20名位の少人数だったので、かなりさっくばらんな話を聞けた。初当選後に出会った田中角栄氏の話から、現在の小沢幹事長に対する思いまで。

見事と思ったのは質疑応答。講演を自ら途中で止め、対話に切り替えたのだ。普通このクラスはやらない。質問に対する答えも、ポイントはしっかりおさえながら、微妙な点には‘上手く’答えている。見事なものだ。

自民党は年功序列と世襲により、人材が枯渇し衰退していった。民主党には逆の悩みがあるのだろう。それは経験だ。渡部氏のような人が地方議会にいれば・・。まあ愚痴ってもしょうがいない。自分が頑張ろう。

●今日一日

【午前】
書類整理&事務作業/事務所

【午後】
事務作業/県庁
来客/同
衆議院あいさつまわり/東京都千代田区
尾崎行雄記念財団政経懇話会/同

尾崎行雄氏を記念して造られた憲政記念館


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